FOR BRAND / STRATEGY / PLANNING TEAMS

「売れない」を、
企画の問いに変える。

「商品は悪くないはずなのに、なぜ売れない?」。担当商品の数字を前に悩むとき、必要なのは原因を一つに決めつけることではありません。SARは、CM評価・生活者への到達・店頭での再認までを分解し、“どこで良さが途切れているのか”を次の企画に使える問いへ変換します。

5売れない理由を5領域で診断
7購買行動を7段階で分解
→ACTION示唆を施策の打ち手へ変換
売れない理由や調査結果の解釈に悩むマーケティングチーム
HYPOTHETICAL CASE / SNACK × MOTHERS WITH TODDLERS

幼児を育てる女性に、
担当するスナック菓子の“良さ”が届かない。

商品中身や安心材料は一定評価されている。それでも売上が伸びないなら、最優先で見るべきは「テレビCMが評価されていない」「忙しい母親にコミュニケーションが届いていない」「スーパーなどの店頭で商品として認識されていない」という3つの接点です。

つまり、課題の中心は“商品が悪い”ではなく、良さが伝わる → 思い出される → 店頭で見つかるという流れのどこかが切れている可能性です。

THE REAL QUESTION

良い商品なのに、
なぜ「選ばれる瞬間」まで届かない?

CM接触、生活導線の中での情報到達、スーパー棚前での再認。この3つを一続きで見ないと、売れない理由は見誤りやすくなります。

まず、最優先で疑う3つのポイント。

PRIORITY 01 / TV COMMERCIAL

テレビCMが、見られていても評価されていない

認知は取れていても、CMが「自分向け」「買う理由がある」と感じられていない可能性があります。

  • CMは覚えていても、商品名やパッケージが残っていない
  • “おいしそう”で終わり、母親が選ぶ具体的メリットがない
  • 理想的な母親像が強く、リアルな生活感情に共感できない
  • CM評価が好意止まりで、購入意向まで上がっていない
PRIORITY 02 / BUSY MOTHER REACH

忙しい母親に、コミュニケーションが届いていない

接触量があっても、送迎・仕事・家事・育児の最中では、情報が“処理されずに通過”していることがあります。

  • 朝夕の忙しい時間帯は広告内容まで覚えにくい
  • SNSは見るが、短時間スクロールでブランドが残らない
  • “今の私に関係ある”と感じる導入が弱い
  • テレビ・SNS・動画・店頭のメッセージが分断している
PRIORITY 03 / IN-STORE RECOGNITION

スーパーの店頭で、商品として認識されていない

CMを見ていても、棚前で「これがあの商品だ」と再認できなければ購入にはつながりません。

  • CMの世界観とパッケージが結びついていない
  • 棚で色・形・ロゴが競合に埋もれている
  • 棚位置・フェイス数・POPが弱く、見つけにくい
  • “CMで見た商品”を思い出させる手掛かりがない
中身・安心材料について: 味、食感、素材、品質、安心感などが一定水準で評価されているなら、ここを大きく掘り下げるよりも、 「その良さがCMで伝わっているか」「忙しい母親の生活の中で記憶に残るか」「店頭で再認できるか」を優先して検証します。 中身・安心材料は“主要因”ではなく、補助的な確認項目として扱います。

このケースなら、調査は3つの“つながり”を見る。

売上不振の原因を商品改良へ急いで結論づけず、コミュニケーションから店頭までの断絶を順番に確認します。

1. CM評価CM接触 → 共感 → 商品理解 → パッケージ想起 → 購入意向まで確認。
2. 忙しい生活での到達送迎・仕事・家事・SNS閲覧の中で、いつ情報が入る/消えるかを確認。
3. 店頭再認スーパー棚前で、視認 → CM想起 → 商品発見 → 比較 → 手に取るまでを観察。
IF TV-CM IS THE ISSUECMを“認知”から“選択理由”へ共感・商品理解・パッケージ想起まで設計する。
IF REACH IS THE ISSUE忙しい母親の生活導線へ接触量ではなく、情報を受け取れる瞬間に合わせて設計する。
IF STORE IS THE ISSUE棚で“見つかる商品”へCMとパッケージ、POP、棚位置の連動を強化する。
01 / DIAGNOSIS FRAME

売れない理由は、
だいたい5つの構造に分けられる。

「広告が弱い」「商品力がない」と早合点すると、打ち手はズレます。まず原因を切り分け、問題がどの層にあるかを特定する。ここが調査設計の起点です。

01 / AWARENESS

認知の問題

広告露出不足、流通チャネルの弱さ、SNSでの話題化不足、ブランド信頼の弱さ。

→ 知られる前に終わっていないか
02 / NEED

ターゲットとニーズの不一致

想定ターゲットと実需のズレ、弱いニーズ、課題解決になっていない、使用シーンが曖昧。

→ 「欲しい」まで届いているか
03 / COMPETITION

競合・代替品に負けている

価格差に見合う価値がない、類似品が多い、競合販促が強い、“わざわざ買う理由”が薄い。

→ 比較で選ばれる理由があるか
04 / PRODUCT

商品そのものの問題

機能・味・デザイン・使い勝手・量・価格・ベネフィットの弱さ、または伝達不足。

→ 魅力が弱いのか、伝わっていないのか
05 / CHANNEL

販売現場の問題

店頭にない、棚位置が悪い、ECで見つからない、レビュー不足、販促物が弱い。

→ “売れる売場”に乗れているか
02 / BEHAVIORAL FUNNEL

購買行動を7段階に分けると、
落ちている場所が見えてくる。

認知から継続利用までを一続きで捉え、最大のボトルネックを特定します。認知で落ちるのか、比較で負けるのか、購入直前で止まるのか。打ち手は落ちる場所で変わります。

01認知知っているか
02興味興味を持つか
03理解価値を理解できるか
04比較他より選ばれるか
05購入意向買いたいと思うか
06購入実際に買うか
07継続利用使い続けるか
「商品は良い。でも売れない」なら、商品以外のどこかで落ちている。
↳
認知で落ちる広告・PR・接点設計の課題
↳
比較で落ちる差別化・価格・ブランド理由の課題
↳
購入で落ちる店頭・EC・流通・販促の課題
03 / RESEARCH TO DECISION

調査を、意思決定の前工程にする。

SARは調査票を作る前に、課題・仮説・事業インパクトを整理します。定量・定性・日記・デプスを目的に応じて組み合わせ、数値と生活者のリアルを往復しながら原因を特定します。

STEP 01

課題の構造化

何が分かれば意思決定できるかを整理。売上課題を“調査可能な問い”へ変換。

STEP 02

仮説を潰す調査設計

新商品カテゴリ、ニーズ、価格受容性、広告認知、競合力、販売チャネルなどを設計。

STEP 03

深掘り・構造化

定量の差分と定性の理由を接続し、「なぜそうなるか」まで分解。

STEP 04

打ち手へ翻訳

結果を“報告”で終わらせず、コミュニケーション・商品・流通・選択肢の示唆に変換。

04 / WHY SAR

経験値はベテラン。
アウトプットは広告会社のスピード感で。

広告会社の“使い方”を理解

調査結果だけでなく、クライアント説明、戦略整理、クリエイティブ示唆、次回提案にどう使うかまで意識して設計・分析します。

カスタマイズ前提

定量・定性・オンライン・日記・MROC・デプスを課題ごとに組み替え。定型メニューに案件を合わせません。

深掘りと分析の“職人性”

調査目的と仮説を咀嚼し、攻めた設問も提案。有意差だけでなく、行動・心理・市場の文脈まで読み解きます。

可視化とストーリーテリング

「何が起きているか → なぜか → だから何をするか」の順で、クライアントがその場で理解できるアウトプットへ。

ターゲットは、本当にブランドを純粋想起できているか?
競合と比べて“選ばれる理由”が言語化できているか?
リピートしたくなる体験が設計できているか?
広告・SNS・店頭のメッセージは一貫しているか?

生活者の“なぜ”を、会議室ではなく日常の行動から見つける。

Photo Insite|エスノグラフィー発想で、生活者の「なぜ」を見つける
FROM PROBLEM TO DEEPER INSIGHT

「なぜ?」を深掘りする場面では、
ラダリングという選択肢も。

売れない理由やコミュニケーション課題の奥にある、生活者の価値観や意味づけまで掘り下げたいときのイメージです。

ラダリング調査について会議室で悩む4名のマーケティング担当者
SAR SPECIAL METHODS

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