「商品は悪くないはずなのに、なぜ売れない?」。担当商品の数字を前に悩むとき、必要なのは原因を一つに決めつけることではありません。SARは、CM評価・生活者への到達・店頭での再認までを分解し、“どこで良さが途切れているのか”を次の企画に使える問いへ変換します。
商品中身や安心材料は一定評価されている。それでも売上が伸びないなら、最優先で見るべきは「テレビCMが評価されていない」「忙しい母親にコミュニケーションが届いていない」「スーパーなどの店頭で商品として認識されていない」という3つの接点です。
つまり、課題の中心は“商品が悪い”ではなく、良さが伝わる → 思い出される → 店頭で見つかるという流れのどこかが切れている可能性です。
CM接触、生活導線の中での情報到達、スーパー棚前での再認。この3つを一続きで見ないと、売れない理由は見誤りやすくなります。
認知は取れていても、CMが「自分向け」「買う理由がある」と感じられていない可能性があります。
接触量があっても、送迎・仕事・家事・育児の最中では、情報が“処理されずに通過”していることがあります。
CMを見ていても、棚前で「これがあの商品だ」と再認できなければ購入にはつながりません。
売上不振の原因を商品改良へ急いで結論づけず、コミュニケーションから店頭までの断絶を順番に確認します。
「広告が弱い」「商品力がない」と早合点すると、打ち手はズレます。まず原因を切り分け、問題がどの層にあるかを特定する。ここが調査設計の起点です。
広告露出不足、流通チャネルの弱さ、SNSでの話題化不足、ブランド信頼の弱さ。
→ 知られる前に終わっていないか想定ターゲットと実需のズレ、弱いニーズ、課題解決になっていない、使用シーンが曖昧。
→ 「欲しい」まで届いているか価格差に見合う価値がない、類似品が多い、競合販促が強い、“わざわざ買う理由”が薄い。
→ 比較で選ばれる理由があるか機能・味・デザイン・使い勝手・量・価格・ベネフィットの弱さ、または伝達不足。
→ 魅力が弱いのか、伝わっていないのか店頭にない、棚位置が悪い、ECで見つからない、レビュー不足、販促物が弱い。
→ “売れる売場”に乗れているか認知から継続利用までを一続きで捉え、最大のボトルネックを特定します。認知で落ちるのか、比較で負けるのか、購入直前で止まるのか。打ち手は落ちる場所で変わります。
SARは調査票を作る前に、課題・仮説・事業インパクトを整理します。定量・定性・日記・デプスを目的に応じて組み合わせ、数値と生活者のリアルを往復しながら原因を特定します。
何が分かれば意思決定できるかを整理。売上課題を“調査可能な問い”へ変換。
新商品カテゴリ、ニーズ、価格受容性、広告認知、競合力、販売チャネルなどを設計。
定量の差分と定性の理由を接続し、「なぜそうなるか」まで分解。
結果を“報告”で終わらせず、コミュニケーション・商品・流通・選択肢の示唆に変換。
調査結果だけでなく、クライアント説明、戦略整理、クリエイティブ示唆、次回提案にどう使うかまで意識して設計・分析します。
定量・定性・オンライン・日記・MROC・デプスを課題ごとに組み替え。定型メニューに案件を合わせません。
調査目的と仮説を咀嚼し、攻めた設問も提案。有意差だけでなく、行動・心理・市場の文脈まで読み解きます。
「何が起きているか → なぜか → だから何をするか」の順で、クライアントがその場で理解できるアウトプットへ。
生活者の“なぜ”を、会議室ではなく日常の行動から見つける。
Photo Insite|エスノグラフィー発想で、生活者の「なぜ」を見つける売れない理由やコミュニケーション課題の奥にある、生活者の価値観や意味づけまで掘り下げたいときのイメージです。
商品課題、定性調査、フォトインサイト、インタビュー、シニア、採用、ラダリングまで。SARならではの調査・分析アプローチをご紹介します。
PHOTO INSIGHT / 写真日記調査・MROC / CASE STUDIES
生活者の写真と日記を集め、繰り返し質問して「なぜ選ぶのか」「なぜ使わないのか」を深掘り。まず食品・食生活の2事例を、続いて自動車・EVのカーライフ3事例をご紹介します。商品開発から広告・販促のヒントまで、インサイトを発見する具体的な調査企画イメージです。
※各リンク先は、SARが提案する日記調査の実施イメージ・調査企画例です。人物像やインサイトの一部は調査前の仮説として掲載しています。