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◆インタビュー調査を成功させるために



インタビュー調査を成功させるためには、対象者の深層心理や行動の「なぜ?」を引き出すことが成功の鍵となります。
単に「聞く力」だけでなく、「深層心理を引き出す力」と「ビジネスへ応用できるヒント」などを抽出できることが重要です。




インタビュー調査を成功させるための3つの鍵


インタビュー調査を成功させるためには、
 計画(設計)
 実施(モデレーション)
 分析・報告

の全てにおいて、ハイクオリティな作業が求められます。




1. 徹底した【計画・準備】 調査成功の可否は、ここで決まります。

目的と仮説の明確化(WHY):この調査で「何を知りたいのか」ではなく、 「どのビジネス課題を解決したいのか」という最終目的を明確にします。
事前に「おそらくこういう結果が出るだろう」という仮説を立て、インタビュー中に多方面から検証を試みる設計が有効です。
適切な対象者の選定(WHO):対象者が知りたい情報や経験を実際に持っているかを見極め、 バイアス(偏り)がないように正確にリクルート(募集)します。
柔軟なインタビューフロー(WHAT):質問項目(インタビューフロー)を準備しますが、 1問1答形式にならないよう、質問の順序や深掘り箇所を柔軟に変えられるように設計します。
最初は答えやすい質問(例:普段の行動)から始め、徐々に核心に迫る質問へと進める流れを作ります。



2. 本音を引き出す【実施】(モデレーションスキル)
インタビュアー(モデレーター)の技術が最も重要となる段階です。

ラポール(信頼関係)の構築:インタビューの冒頭で、アイスブレイク(雑談)や自己開示を行い、対象者の緊張を解き、 「この人になら話しても大丈夫」と思ってもらう雰囲気を作ります。
傾聴と受容の姿勢:対象者の発言を絶対に否定せず、「なるほど」「そうなんですね」と適度に相槌や共感を示しながら、 中立的な立場で最後まで話を聞き出します。
インタビュアーが話す量(時間)は、調査対象者の1〜2割に抑えることが理想とされます。
深掘りの技術:「なぜそう思ったんですか?」「具体的にどんな場面でしたか?」「その時どんな気持ちでしたか?」と、 回答の背後にある動機、感情、具体的なエピソードを引き出す質問を投げかけます。
沈黙を恐れず、数十秒程度の沈黙を待つことで、対象者がより深く考えて本音やインサイトを語り出すのを促します。
非言語情報の観察:発言内容だけでなく、表情、声のトーン、視線、身振り手振りといった言語以外の情報から、 言葉の奥にある本音や葛藤、違和感を読み取ります。


3. アクションに繋げる【分析・報告】
集めた情報を単なる事実の羅列で終わらせず、価値ある示唆に変えることが目的です。

質の高い発言録作成:インタビュー直後(できれば24時間以内)に音声データから全てを文字に起こし(発言録)、感情や沈黙、非言語情報も記録することで、 分析の土台を固めます。
インサイトの抽出:収集した生の声から、「なぜ?」という疑問に対する答え、つまり顧客自身も気づいていない潜在的なニーズや、 ビジネスの転機となる洞察(インサイト)を導き出します。
KJ法(断片的な情報のカード化)やコーディングといった手法でデータを整理・分類し、共通のテーマやパターンを見つけ出します。
ビジネスへの提言:単なる調査結果の報告ではなく、 「この結果から、次にどのような行動(商品改善、マーケティング戦略、新サービス開発など)を取るべきか」という 具体的な提言を含めて報告し、調査結果を顧客の意思決定に繋げます。

この3つのステップを丁寧に行うことで、インタビュー調査は成功に導かれます。



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💡 定性職人の調査会社SARの特徴・強み



優秀なインタビュアーの確保に加え、調査全体を成功させるためのスタッフィングも重要です。
1. 高度な企画・分析能力
課題解決を優先とした調査設計: 顧客の「知りたいこと」だけでなく、その「ビジネス課題」の解決に繋がるように、 調査目的と仮説を明確にした上で、最適なインタビューデザインを提案する力。
インサイト抽出力: 収集した生のデータ(発言録)を単にまとめるだけでなく、 その裏側にある潜在的なニーズや、対象者自身も気づいていない深層心理(インサイト)を抽出し、次のアクションに繋がるヒントを提供する高度な分析力。
レポートの視覚化: 分析結果を、図やイラスト、簡潔なワードで分かりやすく視覚化し、顧客の意思決定をサポートする伝達力。


2. 質の高いフィールドワーク体制
精度の高いリクルート: 調査目的に最適な属性の対象者(回答者)を選定し、確実に集めるリクルート(対象者選定・募集)体制。
場所・ツールの適応: 対面、オンライン(i-PORT voice、Zoomなど)、自宅訪問など、 調査テーマや対象者に合わせた適切な実施場所・手段を提案・実行する能力。


3. 豊富な経験と専門性
実績と信頼性: 多様な業界(食料品、IT、BtoB、金融、医療など)や、 様々なテーマ(製品開発、コンセプトチェック、顧客体験(CX)など)での豊富なインタビュー調査実績。
専任担当者による一貫性: 調査の企画段階から、リクルート、インタビュー実施、分析、報告までを一貫して同じ専任チームが担当することで、 調査目的のブレを防ぎ、品質を担保する体制。


◆インタビュー調査の設計において重要な要素



インタビュー調査の設計において重要なことは、単に質問リストを作成することではなく、 「ビジネス課題を解決するための洞察(インサイト)を確実に引き出す仕組み」を構築することです。
成功には以下の3つの要素が特に重要となります。


1. 目的とゴールの明確化(WHATとWHY)
この段階で設計がブレると、後の質問や分析が全て無駄になるため、最も時間をかけるべき部分です。

真のビジネス課題を特定する: 顧客が「知りたいこと」ではなく、 「この調査結果を何に使い、どんな意思決定をしたいのか」という最終的なゴールを明確にします。
 例:単に「新商品の評価」を知りたいのではなく、「新商品Aが競合Bに勝つために、どのターゲット層のどの潜在ニーズを満たすべきか」まで掘り下げます。
調査仮説の設定: 事前に「おそらくこうだろう」という仮説を立て、インタビューでその仮説が正しいか、間違っているか、 なぜそうなのかを検証する設計にします。
仮説があることで、質問が深掘りしやすくなり、分析の方向性も定まります。



2. 対象者と環境の最適化(WHOとWHERE) 
誰に、どのような環境で話を聞くかによって、得られる情報の質が大きく変わります。

スクリーニング条件の厳格化:調査目的に完全に合致した「正しい経験と知識を持つ人」だけを選びます。
 例:「お茶を毎日飲む人」ではなく、「健康志向が高く、5種類以上のお茶を飲み分けている人」など、具体的な行動経験で絞り込みます。
バイアス(偏り)の排除:特定の意見に偏りすぎないよう、 多様な意見を持つ対象者をバランス良く選定します(例:ヘビーユーザー、ライトユーザー、非ユーザーなど)。
実施環境の選択
対面(デプスインタビュー/会場調査):表情や言語以外の情報を読み取りたい、複雑な製品を体験してもらいたい場合に適しています。
オンライン(リモートインタビュー):遠方や忙しい人から手軽に情報を集めたい場合に適しています。出現率の低い対象者向けの調査にも適しています。



3. インタビューフローの設計(HOW) 
インタビューガイド(質問リスト)は、単なる質問集ではなく、対象者から本音を引き出すための「会話の地図」です。
構造化された流れ: 質問は、以下の流れを意識して設計します。
導入(アイスブレイク): 緊張を解く簡単な質問。
現状認識(ウォーミングアップ): 普段の行動や習慣など、事実に基づく答えやすい質問。
深掘り(コアテーマ): 仮説検証に必要な核心の質問。「なぜ?」「具体的に?」を問う。
クロージング: 最後に言っておきたいこと、全体を通しての感想などを聞きます。
非誘導的な質問: 質問に「答えのヒント」や「質問者の期待」を含ませてはいけません。 対象者が自由に、自分の言葉で語れるように設計します。
 ✕ 例:「この新商品の"革新的なデザイン"についてどう思いますか?」
 〇 例:「この新商品を見て、最初に感じたこと、印象に残った部分を教えてください。」
時間の配分: 重要なテーマに十分な時間を割けるよう、質問ごとに時間配分を想定しておきます


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◆新商品が売れない主な理由
 SARの調査職人が5つの領域に分類して課題を明確にします



① 認知の問題(そもそも知られていない)
・ 広告露出が不足している
・ 流通チャネルが弱く、店頭で見つけられない
・ SNSでの話題化が起きていない
・ ブランドとしての信頼性が低い
→ 多くの新商品は「知ってもらう前に終わる」ことが最大の課題です。


② ターゲットとニーズの不一致 
・想定ターゲットが実際の需要と違う
・「欲しい」より「あるといいな」レベルの弱いニーズ
・顧客の課題解決になっていない
・実使用シーンが曖昧 ⇒ 自分向きに感じられない
→ ターゲットの設定がズレると、どんなに商品が良くても売れません。


③ 競合・代替品に負けている(差別化不足) 
・競合より値段が高いのに優位性が弱い
・既に似た商品が市場に溢れている
・他社のプロモーションが強い
・置き換え価値(「わざわざこれを買う理由」)が薄い
→ 消費者は“買わない理由”を探すのが得意です。


④ 商品そのものの問題(プロダクトの魅力不足) 
・機能・味・デザイン・使い勝手などの不満
・利便性が低い(面倒、手間が増える)
・価格設定が不適切(高すぎる or 安すぎて不安)
・ベネフィット(メリット)の伝わりにくさ
→ 商品の魅力が伝わらない / 実際に魅力が弱い どちらも売れない理由に


⑤ 販売現場の問題(流通・販促) 
・店頭に置かれていない/棚の位置が悪い
・ECの検索で出てこない・レビューが少ない
・販促物が弱く、売り場で埋もれている
・小売側が売りたいと思っていない(卸・バイヤーの推し商品でない)
→ “売れる売り場”に乗らないと、どれだけ良い商品でも動きません。




◆SARの調査設計力と分析力で深掘りいたします



■ 売れない理由は“行動のどこに起因しているのか(落ちている)”で特定できる 
消費者の購買行動を7段階に分解すると、必ずどこかで“落ちて”います。
・認知
・興味
・理解
・比較
・購入意向
・購入
・継続利用

例:
認知に問題がある(認知で落ちている) → 広告・PRの問題
比較で落ちている → 差別化不足・価格問題
購入段階に問題がある(購入で落ちている) → 店頭の課題
調査では、この落ちているポイントを特定します。



■ 新商品の売れない理由は“複合的”なことが多い 
例: 認知はそこそこ → でも比較段階で競合に弱い
商品は良い → でもターゲットが間違っている
ニーズは強い → でも店頭に並んでいない
1つだけが原因ということはほとんどありません。



■ SARの調査設計力で課題解決をお手伝いいたします。 
課題や状況に合わせて、以下のような項目を具体的に調査し、診断することが可能です
・新商品のカテゴリ別の概況(食品、化粧品、アプリ、BtoBなど)
・ターゲット/消費者のニーズ
・価格帯/価格受容性
・現状の売れ行き/今後の市場性
・広告認知/広告効果
・販売チャネル別の配下状況(店舗で販売されているか)
・競合のブランドパワー
販売上の課題をご相談いただければ、売れない原因の仮説を策定し、改善策のヒントになる調査設計を具体的に作成し提案いたします。



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■ ブランド力が弱い場合の対策(体系的に解説します)
 SARの調査職人が以下の領域に分類して課題を明確にします



① ブランドの「認知」を上げる施策 
ブランド力の第一歩は“知ってもらうこと”。認知が低い商品はどんなに良くても売れません。
短期で効く施策
SNS広告(Instagram, YouTube, TikTok)で商品特徴を明確に訴求
インフルエンサー・アンバサダー施策
店頭POP・アイキャッチの強化
プレスリリース、ニュースメディア露出
ターゲット層がいるコミュニティでのプロモーション
中長期施策
自社のブランドストーリーを発信(創業背景やこだわり)
オウンドメディアの育成
SNSアカウント運用のルーティン化

② ブランドの「信頼」を上げる施策 
ブランド力=信頼の蓄積。信頼が弱いと比較で負け、価格勝負に巻き込まれがちです。
信頼性を高める方法
レビュー数・口コミの増加(購入者にレビュー依頼)
第三者評価(賞の取得、専門家コメント)
実績の可視化(累計販売数・導入企業・リピート率)
返品保証・品質保証などの安心材料の付与
誠実な顧客対応(SNS返信、問い合わせの速さ)
信頼は「第三者の声」で最も伸びます。

③ ブランドの「差別化(独自性)」を強める施策 
ブランド力が弱い背景には「特徴が伝わっていない」ケースが多いです。
独自性の明確化
競合と比較した“唯一の価値”を1つ決める 例:「一番おいしい」ではなく→「○○産素材だけを使った唯一のスイーツ」のような具体性
パッケージや広告のメッセージを統一
キャッチコピーの刷新
伝わり方の統一
SNS・広告・店頭ですべて同じメッセージを使う (バラバラだと覚えられない)

④ ブランドの「価値体験」を強化する施策 
ブランドは“体験”が印象に残ることで強くなります。
体験価値の設計
トライアルセット・サンプルの配布
初回割引で体験ハードルを下げる
店頭デモ・試食・無料相談
開封体験(パッケージ)を強化
商品同梱物(ブランド冊子・サンクスカード)で世界観を伝える
ブランドは商品と接触した瞬間に作られます。

⑤ ブランドの「継続的な接触」を増やす施策 
ブランドは“一度の接触”では育たないため、継続的な露出が必要。
長期で効く接触施策
メールマガジン・LINE公式で定期コンテンツ発信
SNSの継続更新(週3投稿、ストーリー活用)
ロイヤル顧客のコミュニティ化
定期購入・会員制度でのエンゲージメント強化



■ ブランド力強化の基本方程式 
ブランド力は次の3つの掛け算で決まります。
ブランド力 = 認知 × 信頼 × 一貫性
どれかがゼロだとブランド力は上がりません。



■ すぐ実行できる“ブランド改善チェックリスト” 
Q:ターゲットは「ブランド名」や商品を知っているか?
Q:競合と比べて“選ばれる理由”を言えるか?
Q:レビューや口コミの数は十分か?
Q:広告・SNS・店頭のメッセージは統一されているか?
Q:リピートしたくなる“体験”があるか?
ここが整うとブランド評価が急上昇します。
SARは“ブランド改善チェックリスト”を作成し提案いたします。



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◆SARは小規模ながら特別な調査会社 すべては課題と目的の共有から


 SARは小規模ながらも業界のトレンドや消費者の動向を徹底的に分析し、企業様が直面している課題を解決するための精度の高い市場調査を提供しているリサーチ会社です。
 貴社やクライアント様が今後さらに成長していくために、どこに投資すべきか、どの市場に注力するべきかといった課題に、共に向き合っていきたいと考えています。

先ずは、課題と目的などご相談ください。 私たちSARは、広告会社様のニーズに精通していると自負しております。




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