週刊ユベントスfrom中目黒
2003−2004シーズン【セリエA】



☆★☆2003−04シーズン VOL.4☆★☆ 更新日2004.1.19 ♪♪ 第11節 〜 第17節 ♪♪
■インテルにここまで面白い試合が出来るとは...見直しました。今期ベストゲーム
■第16節 サンプにアウエー勝利も覇気がないし、意思が感じられない
■第15節 ペルージャ戦は1−0の辛勝 スクデット獲得のイメージが湧きましぇん
★祝!パベル・ネドベド バロンドール受賞!!!
■第14節 やるねえチェバントン ここまで主力がいないと辛いスよ
■第13節 鬱憤を晴らす4得点 本気モードのユーベが相手でパルマはお気の毒
■東アジア選手権 対韓国 お互い欧州組不在も意外と大人のサッカーを楽しめました
■第12節 リッピの同時3人交代も実らず 主力退場のラツイオに痛い星の取りこぼし
■第11節 主力のいないインテルは強かった
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「週刊ユベントス」from中目黒 2003年10月〜1月 セリエA
 山手通り11Fよりキャプテン・コンテとパベル・ネドベドへ感謝の気持ちを込めて
(ユーベファン暦20年で2月に大台になる男の勝手な観戦日誌)


   ☆異論反論オブジェクションと励ましの投稿?はこちらにメールください!☆
   

2003.1.18(日) 第16節  ボローニャ対キエーボ atボローニャ 録★LIVE★ スカパー

また、中田優先のスカパーによりユーベ戦はライブ観戦不能。しかたなく、ボローニャとインテルの試合を2元中継で観戦。

ちょっとキエーボに元気がないものの2試合目にしてチームの中心として中田が君臨している。周りの選手にも実力を認められたのかもしれないが
監督のお墨付きがあるからなあと...とうがった見方もあるが、明らかに中盤のエースとしてパスが必ず中田を経由している。







2003.1.15(木) 第16節 ラッイオ対ブレシア atオリンピコ 録画観戦 スカパー

次節まで期限付きでローマの2チームを応援しているのだか、ラツイオを応援していると胃が痛くなってくる。
マゾの気がないとこのチームのサポーターは勤まりませんな。弱い強いとか、経営状態が悪いとかなどの物理的な理由とは異なる問題がチームに内在する気がする

なんとセンターバックで登場のディ・ビアッジョが活躍するは活躍するはで、攻撃の芽を摘むばかりか勢いで先制点まで上げてしまった。
急造のCBである彼の方が本職のミハイロやコウトより明らかに高く機能しているといのはどういうことなんでしょう。
コラーデイ不在の攻撃陣をスタンコビッチでは支えきれるはずもなく、ヤープ・スタムの攻撃参加に全てをかけるしかないとうビジュアルは
チームに無関係な第三者であれば面白いが、思い入れがある観戦者にとってはあまりにも悲しく切ない光景である。

スポーツ新聞の見出し的にはバッジヨとディ・ビアッジヨのアメリカWCコンビ(ロートル)の老獪な勝利!
しかし、衰えの見れるバッジヨがここまで通用するのはビッグ5ではこのチームだけである。

オリンピコでこの試合はないだろう(怒り)



2003.1.14(水) 第16節 パルマ対インテル at 録画観戦 スカパー

前半に親の仇相手のように頑張るパルマが先制して、後半すぐにザックがオバフェミ・マルティンスを投入してから試合が俄然面白くなった。

クリスティアン・ヴィエーリとクルスとの捨て身の3トップと思いきや、マルテンスはトップ下に入っても機能するし、サイドからのパスだしもうまい。
要は「パスを出してよし・受けてよし」という奴で、彼の場合は更にドリブルしてよしだから「サッカーの申し子」に近い。
右サイドを変則的なドリブルで切れ込んで、フェイント直後に左足のアウトサイドから見事なパスがゴールエリア内のクルスに通ったのには口がアングリです。
その後、インテルはマルティンスのパスとドリブルを起点にシュートの雨あられを炸裂するのですがバーを叩いたり、オフサイドの連続。

インテルを出されたモルフェオとフレイの執念の勝利と言うと陳腐になってしまうが、確かにそういう側面はあった。
イテンルもヴイエリとクルスとマルテインスの3名を常時出場させると「非常に見所が豊富で楽しいサッカー」が出来るチームであることがわかった。
とにかく、巨漢FW二人の周りをマルテインスが無軌道な衛星のように走り回ると、特別な化学融合が起こってファンタジーが生まれる。
※レコバはウルグアイ代表でもインテルでもチームにとって有益な化学反応を起こせないことがエースになりきれない要因と再認識した。

大げさに言うと現時点で今シーズンのセリエAベストゲームかもしれない。
試合終了までの30分は本当にハラハラしたし、清原(ヴィエーリ)や他の面子全員が生き生きとして動き回りとても見応えがあった。
コルドバを下げて攻撃の選手投入はワールドカップの韓国かと思えたし...
マルティンスの10番(トップ下)はメチャクチャ格好イイス。あんなにパス出しの前に周りが見えるとは...知らなかった。 久しぶりに痺れた。





2004.1.13(火) 第16節 サンプドリア対ユーベ at 録画観戦 スカパー

誠に勝手だが非常に貢献度の高かったダービツツがその使命を終えて?バルセロナに移籍となった。
ありがとうダービツツ!君とデシャンのコンビは永遠に私の記憶からはなくならない。
それが関係してかまたもコンテが祝スタメン!

選手起用に全く隙がないリッピ氏はマレスカをスタメンから下げ、カモラネージを起用。
このような厳しい選手起用が実力・結果主義を貫ける彼の強みであろう。ビリンデッリやペソットの使い方も含めて、控え選手からの不満が出にくい。さすが!
やや前節よりもプレスがかかり、右サイドの攻撃も見られたが、どうもスクデットに邁進しているチームらしい戦いではない。
久々のスタメンでいきあがるカモネギが先制点を上げ(彼の決定力はかなり高い)前半は1−0で終了。しかし、その後はあまり効果的な動き出しはしなかったが。

後半は現在絶好調のフラーキに追いつかれるが、コンテの嬉しい今季初ゴールで2−1で勝利。
最近は観戦時間短縮で試合前の解説をあまり聞いてないのだが、テュラムとレグロタリエはいつ帰ってくるのだろうか?


2003.1.11(日) 第16節  レッチェ対ボローニャ at 録★LIVE★ スカパー

中田のボローニャ移籍後初出場。トップ下ではなくボランチ起用か...なるほどなるほど。

チェバントンが警告により出場できないのは中田初戦にとってお年玉に近い。チェバントン不在はインテルで言うとビイエリとクルスの同時不在に近い。
と思ってみていたが、恐るべき18歳のヴァレリ・ボイノフがこんなに活躍するとは...アウエーで楽勝がないことはすぐに理解できた。
中田はネルボやベルッチに自分はこういうパスを出すよ。しっかり走れ!と言う挨拶替わりのちょっと早めで長いパスを2回ほど出した後は、
動き出しの遅い両サイドと中盤ではやや常識的な?思いやりのあるパスとなった。
さすがに5年前の味方が追いつこうが追いつかなくとも最高のパスさえだしゃ自己満足さ...に比べてなんと人間が丸くなったことか。

中盤でのアクセントとボールがキープ出来て、敵の弱点に的確なパスを供給+チャンスでは前線に絡む...という
模範的なプレーを難無くこなして、チームに足りないスパイス役に徹した。
途中出場の木偶の棒ターレに見事なセンタリングをフェイドアウエーであげて、決勝点で2−1の勝利。
と結果も残した。ほぼ満点の初戦ではないでしょうか。





2004.1.7(水) 第15節 ユーベ対ペルージャ atデッレアルピ 録画観戦 スカパー

あけましておめでとうございます。 中田がボローニャに移籍となりましたね。ぜひシニョーリともども頑張って欲しいです。
今年もユーベのライブ中継はマンション共聴型では観れないスタートで1日遅れの観戦。

あらら、ガウチ会長はブリーザスを売ってしまった。さすがに売り時を逃さないすね。
コンテの今期2度目のスタメンも全体に今一の内容ですね。
何が悪いってプレスの掛け方の意思統一がない。
トレセゲへのクロスの精度が悪い。
右サイドからの攻撃が仕掛けられない
後半はキーマンであるゼ・マリアをフリーにし過ぎた。
トウドールとフェラーラの連携が悪かったのか、下がり目のワンボランチであるマレスカの中盤選手のマークが悪かったのか?DF全体が悪かった
今日のような試合内容だとダービッツやテュラムへの思いが募ってしまう。
マレスカが入るとどうもチームのクオリティが下がる。※攻め時・守り時の感じ方が他のメンバーと共通理解が取れてない。動きにメリハリがない

バロンドールの授賞式に奥さんと子供呼んだネドベドがペナルティエリア外よりすばらしいミドルを決めて1−0で辛勝。
でもファンとしても今日の彼の出来はあまりよくなかった。救いはアレックスが悪いピッチコンディションの中でかなりよい動きをしたこと位か。
コズミ監督は怒りまくってたけどボスロイドを中心にペルージャはまあまあの出来では?また、ゼ・マリアの上げるクロスの精度は現在世界一だよ。
次ぎの金のなる木(放出候補)は彼なのか?テデスコのように中心選手として手放さずに残すか?ガウチ家次第ですが

逆に、スクデットを考えるとこの1ヶ月間のユーベの出来はかなり不安である。


2003.12.25(木) 第14節 ラツィオ対インテル atオリンピコ 録画観戦 スカパー

何の因果かラツィオを第17節まで応援せねばらない私であった...

ラツィオファンは抗議のため5分くらいスタンドに入らないで外で?待機しているらしい。
私にとってはどうでもよいスタンコビッチとファビオ・リヴェラーニが私の敬愛するロベルト・ムッツィとベルナルド・コラッディ
に見事なパスを供給している。しかし、夜の帝王ヴィエーリが難なく先制してインテル連勝が早くも頭に浮かんだ。
しかし、ユーベ戦も大活躍したコラーディがアウトサイドで見事なゴールを決めて1−1で前半終了。

この日が誕生日のマティアス・アルメイダが勝手に退場してくれて、後半は楽勝の展開となったが、なかなか得点が出来ない。
ザウリが終了間際に決めて(^_^;)モノの2−1勝利。

<貢献が大きい選手>
スタム(センターに入ってからビィエーリとマルティンスをほぼ完封)
コラーディ(高い位置での献身的なディフェンスは現在世界最高レベル)
アルベルテーニ(以前は嫌いな選手の代名詞であったが、他人の飯を食ってから...本当によくやっている)

もう3試合だけ勝ってくれ!



2003.12.23(火) 第14節 ミラン対ウディネーゼ atサンシーロ 録画観戦 スカパー

ムッツイが移籍してから見る機会が減ったウデイネですが、いいチームに仕上がってます\(^−^)/

シェフチェンコ不在のミランはやや迫力にかけトヨタカップ敗戦のダメージすら感じとれる。
ヨルゲンセンや名波を干していたスパレッテイ監督であるが、現在のチームの状態と戦績を考えると彼の評価を再考するべきなのだろうか?
ウディネはタレント不在の中盤であるが見事に統率が取れたプレスをかけ続ける。非常にラッキーな形でディノ・ファヴァが試合開始直後に先制した。
後半6分にベルトットのフリーキックをセンシーニが髪の毛数本であわせてだめ押しの2点目。すごいぞ、強いぞウディネ(アウエーでは?)
ミランも意地を見せ反撃するがカフーの1点とまりで2−1でウデイネの勝利。
これにカストロマンとピサーロが帰ってくれば...

センシーニやコスタクルタなどベテランの頑張りを目の当たりにすると、日本人も35歳前に引退しちゃイカンと思えて来る。
秋田や山口には次シーズンもJ1でバリバリにやって欲しいですね。 40才の日本人Jリーガーとか見たいよねエーーー。


2003.12.22(月) 祝!パベル・ネドベド バロンドール受賞!!!

ユベントスFC所属のチェコ代表MFパベル・ネドベド(31歳)が欧州最優秀選手賞(バロンドール)に選出され、
同賞を主催するフランス・フットボール誌がその発表を行った。

http://jp.uefa.com/footballcentral/news/Kind=2/newsId=135177.html

ブラボー!  そしてありがとうネドベド!!





2003.12.21(日) 第14節 レッチェ対ユーベ atレツチェ ★LIVE★ スカパー

チェバントンだよチェバントン。テュラム抜きのユーベ相手とはいえ一人でここまでかき回したの大したもんだ。
レッチェサポーターの熱さも凄くて、スタンドの床が抜けそうなくらい弾けていた。 南部のスタンドは本当に壊れかねないが..
ダイナモであるネドベドを欠いているユーベは攻撃がちぐはぐだし、トレセゲのポストプレーがないとボールが落ち着かない。
テュラムがいないと右サイドをやたら破られて。   ※この3人って自分が考えるユベントスに最も必要な5人のうちの3人です。
ユリアーノはレッドカードで退場して10人なってしまうし、このまま0−1で金星を献上してしまうかとマジで思った。

トレセゲが途中出場してさらにカモ葱が右サイドに出場すると10人のユーベが完全にペースを握った。
タイムアップが早いか同点になるのが早いか展開の中、アッピアーの浮かし球に対しゴール前に巧みに抜け出したトレセゲが同点弾
選手が時間稼ぎ状態に突入したレッチェとチェバントンカウンターに多少てごずったが
ロスタイムがもう3−4分あったら確実に逆転で出来そうだっただけに少し残念な1−1引き分け

盲目的なファンサイトではない当サイトととしてはリッピに監督に以下3つの苦言を呈したい。
1.サラジェータをここまで使う意味がわからない。※高さが欲しい時にセンターはわかるが右サイドはないだろう
2.ミッコリとデイバイオの組み合わせは似たタイプ過ぎてポジションも重なることが多くあまり有効でないと思われる。
※トレゼゲとデイバイオ、トレセゲとミッコリの組み合わせはOK!
3.意に添わないトレセゲとカモラネージを干し過ぎ。 ※トレセゲとは本当に契約延長しないの?勘弁してよ彼は柱だよ!
以上...誰かイタリア語に訳してください。オフィシャルサイトにメール...
でも、FWを4枚にしたり、2バックにしたりとの今シーズンの攻撃的な采配はたいしたもんだよ♪

前半戦終了です。3位なのか?


2003.12.20(土) ブンデス第17節 フランクフルトHSV atヴァルトシュタディオン 録画観戦 WOWOW

ながら観戦ですがブンデスを久しぶりに見ました。たまにちょろっとチャンネルは合わしているのだが眠い試合が多くて
トツプメラーに監督が替わってもとりあえず使い続けられている高原。
ロメオ復帰までに少しでも結果を残してレギュラーの地位を磐石にしておきたいところだが、前半戦終了試合の本日までに得点は1。
彼を応援する日本人の私ですら擁護は難しいリザルトである。 とにかくチャ・ドゥリとの東洋人ストライカー対決となった。

試合は点の取り合いでことの外面白く、バインリッヒのロングシュートでHSVが先制して、
数試合に渡ってものすごい運動量の高原に「よくがくばりました」的チャンスが訪れ、ごっあんゴールをヘッドで決めて前半を2−0で折り返す。 ※今シーズン2点目
後半はHSVの攻撃的布陣で上がり気味の裏をカウンターで突かれて2−2にあっという間に追いつかれた。
更に、よくわからないPKを献上したが代役GKヴェヒターのファインセーブで阻止すると
大黒柱バルバレスがゴール前のチャンスを落ち着いて決めて3−2で冬休み突入となった。
バルバレスはJリーグにいたらトップ下でありながら得点王が取れそうな逸材である。体が強い。ボールコントロールがうまい。ゴール前で慌てない。
という考えてみたら「日本人に足りない3大要素」を備えてる選手ですね。 来年はどこかのビッククラブや外国に移籍したりして...

高原はもう少しゴール前やペナゾーンに張っている時間を増やした方が味方はパスを出しやすいかもしれない。特にこのチームの場合は
チャ・ドゥリの方が堂々として見えるのが悔しいぞ


2003.12.14(日) 第13節 ユーベ対パルマ atデッレアルピ ★LIVE★ スカパー

セリエでの「2連敗」明けで、手加減が一切ないユーベは強かった。
アドリーアーノ不在でモルフェオ中心のパルマ相手に完勝の4−0。なんかスリーバックらしかったが守備機会はほとんどなかった。
CLあたりからミッコリが完全にフィットし始め、90分フル出場していたらハットトリック間違いなしの活躍、前半だけでドッビエッタ。
重心の低いドリブルもすばらしいがシュートの振り抜きが早い。

後半途中出場のアレックスが開幕戦以来のゴールをデルピエロゾーンから決めて、更に、デルピの巧みなフェイントからの折り返しをネドベドが通算50点目のオマケつき。
同じく途中出場の中田とは明暗を分けた。残念ながらモルフェオにパスを出してもリターンは来ないし、チーム全員の士気が下がる中、
スペースを探して飛び出す動きを見せるのは中田だけであるがそれでもあまりパスは回って来ない。
4点リードされているのにボランチはDFやキーパーへパックパスを繰り返す。CFを目掛けたロングパスすら供給しない。
アドリーアーノ抜きでトップ4を戦う場合は、くどいけど「ジラルディーノ+中田」で前線からプレスをかけないと...


2003.12.14(日) トヨタカップ ボカジュニオルス対ミラン at横浜 録画観戦&LIVE 視聴率操作の日本テレビ

試合前のカルロス・ビアンチ監督のコメント「我々には金はないがハートと勇気がある」...かっこいいじゃないかコメントも死神博士みたいなルックスも。

これがアンチェロッテイサッカーの真髄とも言うべきディフェンシブな出足。サイドを駆け上がらないカフーって存在意義があるのか?
但し、ボカにきれいにパスをつながれ中盤のプレス合戦でもやや形勢が不利なミランであったが、
ピルロの見事なピンポイントパスをピッポの代役トマソンがゴール前であわせて先制ゴールの大仕事。
あーあーミランの一方的なペースか? 「ベテランのリベンジ」「5日前に来日した準備の勝利」とか見出しが頭の中で躍ったが、なんと5分後に
ドネが武田やピッポなみのゴッツあんゴールで1−1に追いついた。いけそうな雰囲気を醸し出して1−1で前半終了。

後半はミランがボールを支配する時間帯が長かったが、カカーはハードラックでしたね。シェバもなんかセリエのような効果的な動きが出来ない。
このゲームを観戦に行ったすし屋の息子には「長く見れてラッキーな延長戦」に突入し、堪能できたのでないか?
PK戦になった段階でテレビ観戦者の大半がボカの勝ちと思わせる雰囲気を蔓延させながら...ロートルミランは外しまくりあっさりと決着。
テベスの実力判断は保留。 ビアンチ様はイタリア・スペインに主力を放出しながらも残った国内組+南米組で好感の持てるチームを構成されました。 脱帽。

スポーツクラブは混んでました。※17:30〜19:45 慌てて帰ってハードデイスク早送りで途中からLIVE観戦。


2003.12.12(金) U20 日本対ブラジル at ★ライブ観戦★ フジ?

平山が悪いのか積極的に上がって来なかったサイドが悪いのか?
ブラジルはこのミスパスを逃さずにゲーム開始直後に得点をしたことが全てであった。
12/6でも指摘した「日本はどうして自陣でのミスパスがこんなに多いのだろう?...」という問題点というかレベルの低さを改善できないまま...
結局はこのお粗末なサツカーが南米のU20に「自分をショーケースとして見せに来た」真剣な強豪の若者たちには全く通用しなかった
プレミアみたいなスピードのあるパス練習とかしてないのかなあ...

マゾ体質ではないので0−4で観戦終了。おやすみなさい。

この手の試合で観戦を途中で取りやめたのは過去20年間くらい記憶がない。 結果は1−5らしいです。

ヤングジャパンによい経験となったことを信じたい。 だめかも...



2003.12.10(水) 東アジア選手権 日本対韓国 at横浜 録画観戦 フジ

前半に大久保がイエロー2枚で退場の波乱展開も、なかなか見応えのある試合でした。
※基本的にアジアのレフリーは超低レベルであり、比較的ましな日本と韓国の審判は当事国のためレフリング不能だし。
マレーシア、シンガポール、タイなどASEANの審判は「日本対東南アジアの国々」といカードでは日本に不利な笛を吹き続けていることが現実です。
私は日本協会の対応や存在感やプレッシャーのなささともに...この問題については根が深いです。

日韓ともに欧州組みが不在だとユ・サンチョルだけレベルが突出している。彼の危険な芽を積む細心注意ポジショニングと肉体的強靭さ、
キムドフンのショルダータックルと的確な1対1の仕掛け方を見ていると能力は高いが子供の欧州組みとは一味違う大人のしたたかさを感じた。
但し、我らが日本代表も「黄金の中盤という名のポテンシャルが高い子供たち」がいないためか、大久保が退場してもそれほどバタバタしない
落ち着いたサッカーを展開してくれた。韓国がそれほど攻撃に来ないことにも前半は助けられたが....。
※注 中盤の4人のうち二人は立派な大人 ※注 黄金の4人という表現は恥ずかしいので止めて欲しい。ジーコやファルカンにあまりにも失礼である。
ダイジェスト番組では愉快な青島アナだが、本中継となると全く戦術を理解しておらず展開も全く読めないサッカー音痴を披露してしまう。
独り善がりなコメント連呼で...相当に耳障りである。
U20同様に彼の不愉快なアナウンスを聞きながら、前半は0−0で折り返す。

ジーコは超攻撃的な布陣で本山と藤田を10人である後半に投入して、勝利への執着をイレブン(テン?)と観客にアピールした。
この選手交代が功を奏したのか、日本代表が攻め込む時間が10分位?続いた。しかし、手薄になった日本のDFに対して韓国も肉弾戦的1対1を仕掛け
じりじりとラインを下げられ、韓国に決定機が何度となく訪れる。時間の経過とともに引き分けでよい韓国に対して勝たねばならない日本は
藤田に球を預けながら陣形の挽回に努め、主導権を握り返した。藤田のボールキープとシルキータッチで次のプレーへの意思が込められたパスはすばらしい。
この大会で一皮向けたらしい久保と藤田・本山の連携もよく、久保も昨年まではあまり見せなかった気持ちを感じさせるシュートをミドルレンジから放ちつづけ
ビデオ観戦ながらかなり興奮した。  でも自分は久保の才能を応援しつづけてきたから、彼は期待をかけると大きく裏切ることも知っている。
お互いにやや中盤は間延びしたものの、サントス対アン、宮本・坪井対キムドフン・その他FWとの激しいチャージ合戦など
大人の闘志ある戦いを満喫できた。

サントスも宮本もよかったけど、浦和の奴らが甘いなあー。福西も...自陣ゴール近辺でセンターにパスを返すなよ!基本がなって...
東北のヒーロー小笠原も怪我をおしての強行出場だったのだろうが...残念だがレギューラー奪取最大のチャンスを生かしきれなかったと評価する。
10人で0−0の健闘で引き分けも、結果的にホームで優勝できないんじゃ...香港戦の出来が悪すぎた。

でも、まあまあ面白かったです。  大久保!俺はおまえに期待してるぞ!!



2003.12.10(水) グループリーグ第6戦 ユーベ対オリンピアコス atデッレアルピ 見れません スカパー

連敗がづいていたので、結果を聞くだけで気持ちいいぞ 7−0。
でも、決勝トーナメント進出が確定のチームが進出不能チームにちょっとひどい仕打ちの 7−0
トレセゲはセリエでも点を決めてくれーーー! 7−0



2003.12.9(火) リーガ バルサ対レアルマドリー atカンプノウ 録画し忘れ WOWOW

しまった。見忘れた。昨日の段階で再放送も終わっている。
私は何のためにWOWOWに金を払っていたのだ。 デジタルWOWOWまで入っているのに(^_^;)

ついでにU20の韓国戦も録画し忘れた。 何のために働いているのやら

バルサに分がいいカンプノウでのクラシコだけは毎年楽しみにしていたの...今年は惨敗したから見なくてよかったって?

PFMもクラブチッタ来日公演を見たぞとか...来場者の平均年齢が異常に高くて...私は若手でした。
パウロ・マガーニのソロも買えなどと...ウンチクを述べようとしてたら...江戸川先生様はCD11枚も手に入れてしまった。


2003.12.7(日) 第12節 ユーベ対ラッイオ atデッレアルピ 録画観戦 スカパー

「連敗連敗」「こんなユーベは見たことない」とアナウンサーと解説者がうるさい中でゲームはスタート...。
 ※注、私がスカパーで最も好きなアナと解説者のコンビです。
コラーディ、あんたは凄いよ。私はあなたを名実ともに買ってるけどね。彼の倒れながら、座り込みながらのヘディングで0−1。
いまやチーム最大のビックネームのムッツイと一番嫌な存在のクラデイオが負傷退場して、楽勝と思いきや元ムツツイの子分に決められて0−2。

後半3人を交代させたリッピの思い切りのよさにはたまげたが、交代の意図を考えると....
トレゼケとカモネギに「おまえらたるんでると引っ込めるぞ」という体罰的な交代と、
レグロタリエとアッピアー、更にはタッキナルディに「おまえらがチームの中心だ。自覚してなんとかせーい」だったと思われる。
しかし、デイバイオ投入でもトレケゼを残すオプションはあったし、結果論だが45分間なにもしなかったマレスカではなくミッコリで3トップ
の方がスピードに対応できないラツイオDF陣には脅威になったのではないか? まあトレゼゲを下げるとこ自体でチームに危機感をもたらそうとの
意図であったのだろうが...後半の戦い方はややましだったけどね。 この相手には負ける必要はなかったよなの0−2
厳しく言うとタッキーはユーベでも代表でもレギューラーの器じゃないと思う。
今こそ、コンテのポジショニングのよさと左右へのあたりまえな球の配給が必要だ。


2003.12.6(土) U20 日本対エジプト at ★ライブ観戦★ TBS?

惨敗したコロンビア戦は仕事によりパスしたので、これが観戦は2戦目です。
引き分けでも十分なエジプトはペースを落としながらも、長短のパスを織り交ぜて明らかに日本よりクオリティが高いサッカーを展開する。
日本はどうして自陣でのミスパスがこんなに多いのだろう?中盤のマークが緩いし 香港のフル代表のサッカーに似てる??
実力差があるとこういう風に目に映るのか? 互いに攻め合うがエジプトのように決定的な場面は創出できない。
前半はナイス川島!の一言に尽きる。ラッキーな0−0

後半はホイッスルが鳴ってから一方的に攻められるが、精度の低いエジプトのフィニッシュにも助けられて耐えに耐え抜いた日本が
現役の国見高校生である平山が1対1を冷静に決めて GET〜〜〜!
更に耐え抜いて1−0で勝利して予選トップ通過のオマケつき。でもオマケが1回戦から対韓国とは...
まあ、ヤングジャパンのプライドをかけた奮起に対して、前向きに期待します。



2003.12.3(水) 第11節 ミラン対モデナ atジュゼッペ 録画観戦 スカパー

最初に断っておくと...マレザーニのモデナが好きだ。
監督が前面に出てくるサッカーはあまり好ましくないが、セリエでプロビンチアのチームが躍進するにカリスマ監督は不可欠かもしれない。
今のモデナは少し前のペルージャやアトランタのように「生きのいい蝦がはねる感じ?」がして好感が持てる。

渡世人ニコラ・アモルーゾのポストプレイに長い足から懐の深いドリブルをするディオマンシ・カマラが絡む攻撃は見ていてとても楽しい。中盤の献身的なプレスも効いている。
しかし、そんなこととは全く関係なしに、セリエ移籍当時の輝きを完全に取り戻したシェフチェンコのスピードと体の切れはプロビンチアのDFに止めることは不可能である。
前半と後半にきれいに決めて今期5度目のドッビエッタ!今シーズンは怪我さえなければ30点の大台達成では?
個人的な趣向を交えているが完全にファンバステンを越える存在と考えている。 ※この20年間で最高の白人ストライカーの意味

マルデーニ、ネスタ、パンカロで組むDFラインの安定度は抜群で、特にサイドを駆け上がるぞの姿勢だけを見せて牽制するだけで決してギャンブルは仕掛けない
パンカロはアンチェロテイの「DF先に在りきサッカー」に見事にはまっている。その分右サイドの選手の自由度が高くなりカフー(怪我で退場)も生き生きとプレーできる。
善戦虚しく2−0でミランの勝利。モデナはよい試合は出来てもトップ4に対して番狂あわせを演出するにはやや力不足かも...惜しいが。

急な仕事が入ってU20のコロンビア戦は見れなかったが...精神が疲れているので見れなくてよかったかもしれない。




2003.11.30(日) 第11節 ユーベ対インテル atデッレアルピ 録画観戦 スカパー

アナウンサーが過去の戦績(ホームではユーベはほとんど負けていない)を連呼するのを聞いてやな予感がしたが...。
チャンピオンズリーグでアーセナルに大敗した手負いのインテルのこの一戦にかける意気込みは並々ならぬものを試合当初から感じた。
前半の12分にフリオ・リカルド・クルスの見事なFKでインテルがあっさりと先制。
ユーベも決して相手をなめていたわけでもなく非常に高いラインをキープしながらアタックしつづける「2003年バージョン超攻撃的布陣」を続けるが
クリスティアーノ・ザネッティとガマラを中心としたインテルの牙城を崩せず、前半は0−1で終了。

クルスのドッビエッタが決まった段階で「今日は負けるかも」と感じて、若き天才オバフェミ・マルティンスのスピード(を魅せられて)0−3になり
今日は終わり、現在のユーベであれば2点差なら何とかとなるという甘い期待をクラッシュされた。
モンテロが1点を返して連続得点試合を伸ばすことが精一杯であった。特にユーベのプレイ自体は悪くなかったがホームで先制されて歯車が全て狂った。
力が拮抗する相手、引いて守る相手には先制点を与えてはならないという原則が身にしみた試合である。

結果論ではなく、ビィエリとレコバのいないFWは意思を感じさせるプレイを随所に見せ活動量も多く手ごわかった。また、カンナバーロとマテラッツイが不在で
彼ら個人に頼らないDFはガマラを中心によく統率が取れていた。更に、ファンデル・メイデなどサイドアタックの仕掛けもスムーズであった。
結果的に、看板選手不在の手負いのインテルはチームバランスがよくとても強かった。
最後に負け惜しみを言うと「俺流の」主力が戻ってきてバラバラになれば...またいつものインテルか?
ザックのお手並み拝見がしばらく続く。



2003.11.29(水) U20 日本対イングランド at ★ライブ観戦★ フジテレビ

菊池の最終ラインからの超ロングフィード(ショットガンパス※出鱈目の意味)は大熊君の指示なのだろうか?
なとんなくディフェンスはしっかりして見えるがつまらない蹴り合いが長い時間続くね。
U17から知っている両ジュビロ(成岡と菊地)の成長を楽しみにして観戦に望んだが、
トップ下とボランチの中間ポジションに入った?成岡はよく守ってはいるものの攻撃の起点になる動きや魅力的なパスはほとんどなく「期待はずれ」、
もっとFWを追い越す動きを見せて欲しい。菊池は元々がボランチなだけにこのポジションでは目を引くようなプレイは見せないが
DFラインを統率して1対1で負けなかっただけでもたいした者なのかもしれない。苦言はロングパスの精度です。
こう着状態のまま0−0で後半突入後、昔の北沢に相当する動きを見せる坂田がヘッドでナイスゴール!
これを守り抜いて1−0で勝利。どのカテゴリーにせよ日本代表がインクランドに勝利という響きは甘美である。
面白いサッカーではないが中東の地でプレミアL予備軍相手に結果を残して、決勝トーナメントに進んだ経験の尊さは計り知れないであろう。





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