コンセプト評価に差はあるの? 誰にも聞けない有意差検定
①コンセプトの評価「女性全体としての比較」で P選択者が35%、Q選択者が26%
Pが高いと自信をもって推薦してよいのでしょうか?
信頼度95%(有意水準5%)のt検定の結果、有意差ありです。
コンセプトPの方が有効であると自信をもって、プレゼンできます。
②コンセプトの評価で F1:女性20代はP選択者が55%、Q選択者が45%
F2:女性30代はP選択者が47%、Q選択者が53%
この2つの属性は独立しているのか = 女性の年代別に有意な差があるのでしょうか?
信頼度95%(有意水準5%)のカイ二乗検定の結果、有意差ありです。独立しています。
「女性20代」と「女性30代」は需要するコンセプトの方向性に差が見られます。
カイ二乗検定統計量とは、各事象に関する頻度の観測値と理論値との差の二乗を理論値で割った商の総和
ですが..... できるだけ、数式なしに数表から肌感覚で理解できるように説明します。
誰にも聞けないコンペア評価とモナデイック評価
【STEP-1】コンペア評価とモナデイック評価はどちらが大事??
まず、コンペア評価は相対評価にすぎません。
絶対評価の比較ができるモナデイック評価の差の分析を優先すべきです。
モナデイック評価は、できるだけランダムに表示させてデータを収集したいです。
【STEP-2】モナデイック評価とコンペア評価の分析順番
モナデイック評価のTOP1スコアから順に見ていきましょう。
【STEP-3】女性20代 50サンプルをどう分析すればよいの?
絶対評価の比較ができるモナデイック評価の差の分析を優先すべきです。
モナデイック評価は、できるだけランダムに表示させてデータを収集したいです。
【STEP-2】モナデイック評価とコンペア評価の分析順番
ここまでの内容と以下の表によって、年代別に差を語るには50ssは結構厳しいと言えます。
信頼水準95%から90%に緩和して、女性20代で横方向に比較分析すれば。
信頼度90%以上の確率で....
「Pの購入意向」10%と比較して「Qの購入意向」24%は高いと言えます。
「Youtube」(30%)に対して「テレビCM」(55%)は高いと言えます。同様に「インスタ」(14%)は低いと言えます。
差の検定を考慮しない分析の場合は
「Sの購入意向」は52%と極めて高い。
「テレビCM」の接触率45%は非常に高い。
女性20代の「tiktok」利用率36%は他の年代と比較して非常に高い。
というようなコメントに落ち着くわけですね
年代別のセグメントで100ss以上や300ss以上確保した調査を実施して、女性20代において、
コンセプトPの受容性は有意に高い。と自信を持ったコメントでお薦めしたいですね
有意差検定の自動計算サイト一覧 2023
『t検定 同じサンプル間の有意差検定』
「ブルフィ」⇒画面上部にあります
『カイ二乗検定による独立性の検定』
「レスキューワーク」⇒画面上部にあります
サンプルサイズの自動計算サイト一覧
『母集団のサイズ(規模)の入力有り
「LACTIVATOR」⇒画面下部にあります
「データサイエンス共和国」⇒画面上部にあります
『母集団のサイズ(規模)の入力無し
「FreeASY」⇒画面上部にあります ※許容誤差の計算が可能で便利です
「GrooveWorks Inc.」⇒画面下部からエクセルをダウロードしてください
「keisan」⇒画面上部にあります
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