チャットGPTと定性調査 SAR

定性調査職人SARはチャットGPTに興味津々です。
『フォトインサイト』は、MROCプラットフォーム兼日記調査システムです

SARの定性調査職人は、チャットGPTが定性調査にどのように影響するのか大変興味があります。

チャットGPTに、定性調査やインタビュー調査を尋ねてみます。

『フォトインサイト』システムをデザインしたSARは
MROC、日記調査、リモートインタビューなどについても尋ねて、
チャットGPTの精度と定性調査との付き合い方等を検証します。



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早速、チャットGPTで「定性調査」を尋ねてみます



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【定性調査】

定性調査とは何ですか

→ChatGPT
定性調査は、主に質的なデータを収集し、分析するための研究手法です。定性調査では、主観的な観点や意見、 態度、行動、または経験に関する情報を収集することを重視します。 定性調査は、研究対象の理解を深め、その背後にある意味や理由を探求するために使用されます。

定性調査では、一般的にインタビューやフォーカスグループディスカッション、観察、参加観察、文書分析などの手法が使用されます。 これらの手法を通じて、研究者は参加者の意見や信念、行動の背後にある理由や要因、または特定の社会的な文脈や文化的な影響を理解しようとします。

定性調査は、量的なデータ(数字に基づくデータ)だけでは得られない深い洞察や理解を提供することができます。 例えば、なぜ人々が特定の製品やサービスを好むのか、なぜ特定の行動パターンが存在するのか、なぜある社会現象が起こるのかなどを調査する際に有用です。


【SARの見解】
チャットGPTは「フォーカスグループインタビュー」ではなく、「フォーカスグループディスカッション」という 若干聞き慣れない「定性調査手法」を一番に挙げてきました。
英語を主言語として調査を実施する国と、定性調査といえばFGIだと思って調査を行ってきた我々日本人と異なる解釈を感じました。


「フォーカスグループディスカッション」について尋ねてみたいと思います。



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【フォーカスグループディスカッション】

フォーカスグループディスカッションとは何ですか

→ChatGPT
フォーカスグループディスカッションは、小グループの参加者に対して特定のトピックやテーマに関する意見や意識を共有してもらうための対話的な研究手法です。 この手法では、5人から12人程度の参加者が集まり、モデレーター(調査者またはファシリテーター)が参加者をグループディスカッションの進行役として誘導します。

フォーカスグループディスカッションでは、参加者が自由に発言し、意見を交換することが重視されます。 モデレーターは、事前に定められた質問やトピックに基づいて議論を促し、参加者の経験、態度、知識、感情などを引き出します。 参加者同士の相互作用や意見の対立、意見の共有が行われることで、より深い洞察や理解が得られることがあります。

フォーカスグループディスカッションは、製品やサービスの開発、広告やマーケティングの調査、消費者のニーズや要求の把握、市場トレンドの分析など、 さまざまな目的で利用されます。また、参加者の意見や反応を直接観察することで、製品やサービスの改善や開発に役立てることもできます。

フォーカスグループディスカッションは、定性調査の手法の一つであり、参加者の意見や主観的な情報を収集し、その背後にある理由や動機を理解するために使用されます。


【SARの見解】
チャットGPTは「フォーカスグループディスカッション」について明確に定義とアウトプットイメージを提示してきました。

「フォーカスグループインタビュー」と「フォーカスグループディスカッション」の違いについて尋ねてみたいと思います。



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【フォーカスグループディスカッションとFGIの違い】

フォーカスグループディスカッションとフォーカスグループインタビューは何が異なりますか

→ChatGPT
フォーカスグループディスカッションとフォーカスグループインタビューは、両方とも対話的な研究手法ですが、いくつかの異なる要素があります。

参加者間の相互作用の度合い: フォーカスグループディスカッションでは、参加者同士が互いの意見や経験を共有し、相互作用することが重要です。 参加者同士の議論や意見の交換が活発に行われます。
一方、フォーカスグループインタビューでは、参加者は主にモデレーターとの対話に焦点を当てます。モデレーターが参加者に直接質問をし、参加者は個別に回答します。

質問のフォーマットと進行: フォーカスグループディスカッションでは、モデレーターはトピックやテーマに関する一般的な質問を提供し、参加者同士の対話を促します。 モデレーターは参加者の意見や意識を引き出し、グループ内での意見の相違や共通点を探求します。
一方、フォーカスグループインタビューでは、モデレーターが参加者に個別に質問をし、それぞれの回答に焦点を当てます。 モデレーターは参加者の意見を深掘りし、追加の質問を行います。

分析のアプローチ: フォーカスグループディスカッションでは、参加者間の相互作用やグループ内のダイナミクスに着目し、意見やパターンを特定することが重要です。 分析は、グループ全体の意見や一致点、相違点を把握するために行われます。
一方、フォーカスグループインタビューでは、個々の参加者の回答や意見を重視し、個別の洞察を得ることが目的です。 分析は、個々の回答を比較・分類し、傾向やテーマを抽出することに焦点を当てます。

これらの違いにより、フォーカスグループディスカッションとフォーカスグループインタビューは異なる利点と応用があります。 データ収集の目的や研究の焦点に応じて、適切な手法を選択することが重要です。


【SARの見解】
チャットGPTは「フォーカスグループディスカッション」とFGIの違いを明確に提示してきました。

次はディスカッションが苦手な日本人という特性を考慮して、「フォーカスグループディスカッション」のバイアスについて尋ねたいと思います。



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【フォーカスグループディスカッションのバイアスについて】

フォーカスグループディスカッションは調査結果にバイアスがかかりませんか

→ChatGPT
フォーカスグループディスカッションには、いくつかのポテンシャルなバイアスが存在する可能性があります。以下にいくつかの主なバイアス要因を挙げます。

グループダイナミクスの影響: 参加者同士の相互作用やグループダイナミクスは、参加者の発言や意見に影響を与える可能性があります。 一部の参加者が強いリーダーシップを発揮し、他の参加者が同調することがあるかもしれません。 また、社会的な圧力やグループの期待に合わせて、参加者が意見を変えたり抑制したりすることもあります。

モデレーターの影響: モデレーターの質問や進行方法は、参加者の意見や回答に影響を与える可能性があります。 モデレーターの個人的なバイアスや意図が反映されることがあります。
また、モデレーターのスキルや対話の誘導方法によって、特定の意見が優位になったり、他の意見が抑制されたりすることもあります。

参加者の自己表現の限定性: 参加者は自分の意見や経験を適切に表現することに制約を受ける場合があります。 一部の参加者はグループ内での評価や社会的な影響を気にし、意見を抑制することがあります。 また、一部の参加者が主導権を握り、他の参加者が意見を述べる機会を制限することもあるかもしれません。

これらのバイアスを最小限に抑えるために、フォーカスグループディスカッションの計画、運営、分析には慎重さが必要です。 バイアスを最小限に抑えるために、以下の点に留意することが重要です。

グループの構成に注意し、異なる背景や視点を持つ参加者をバランスよく選ぶ。

モデレーターは中立性と客観性を保ち、参加者全員に対等な発言機会を与える。

複数のデータソースを組み合わせることで、フォーカスグループディスカッションの結果を補完し、信頼性を高める。

バイアスが発生する可能性があることを認識しながら、フォーカスグループディスカッションの結果を解釈し、他のデータソースと照らし合わせることが重要です。


【SARの見解】
チャットGPTは、非常にまじめで前向きな回答を返してきました。但し、英語を和訳したアングロサクソン文化の押しつけとも感じます。
日々定性調査から実りあるアウトプットの提供に苦心している我々は、日本人として少し意地悪に尋ねました。


日本人にはディスカッション調査は向かないと思いませんか...と尋ねました。



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【日本人とディスカッション調査の適性】

日本人にはディスカッション調査は向かないと思いませんか

→ChatGPT
一般的に言えば、日本人にディスカッション調査が向かないとは言い切れません。

ディスカッション調査は、参加者が意見や経験を自由に共有し、グループ内で意見交換を行う形式の調査手法です。

ただし、日本の文化やコミュニケーションスタイルには、個人の意見を直接表明するよりも集団の一体感や調和を重視する傾向があります。
そのため、ディスカッション調査において個人の意見を率直に述べることに抵抗を感じる人もいるかもしれません。

しかし、個人差がありますので、全ての日本人に当てはまるとは限りません。
また、最近では若い世代を中心に、個人の意見表明や自己主張が増えている傾向も見られます。


ディスカッション調査を実施する際には、参加者が快適に意見を述べられる環境を整えることや、適切なモデレーションを行うことが重要です。

また、アンケート調査や個別インタビューなど、より個別かつプライベートな形式の調査手法を組み合わせることも検討する価値があります。 総じて言えることは、調査の目的や参加者の特性に応じて適切な調査手法を選択し、配慮を行うことが重要です。


【SARの見解】
チャットGPTは、アングロサクソン系の調査的内容ではなく、「日本人」というワードに反応して、かなり納得感のある回答を返してきました。
やるじゃんチャットGPT! 尋ね方次第ですね。少しネガティブなワードも入れて使用すべきと感じました。

より個別かつプライベートな形式の調査手法を組み合わせることも検討する価値があります。
...は、SARが提唱する定性調査の組み合わせや『フォトインサイト』システムのことですか? 少しうれしいです。


内容を変えて、弊社の得意分野であるMROCについて尋ねました。



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【MROCとは】

MROCとは何ですか

→ChatGPT
"MROC"は、"Market Research Online Community"の略であり、市場調査オンラインコミュニティを指します。 MROCは、インターネット上でのデジタルプラットフォームを活用して、 特定のテーマや製品に関心のある参加者の意見やフィードバックを収集するために作成されるオンラインコミュニティです。

MROCは、市場調査や消費者インサイトの収集に利用されます。 通常、参加者は特定の属性や興味、経験を持つ特定のターゲットグループから選ばれます。 MROCのメンバーは、定期的なオンライン調査、ディスカッションフォーラム、投票、プロジェクトへの参加などを通じて、 製品やサービスに関する意見や感想、消費者行動に関する情報を提供します。

MROCは、以下のような利点を持っています:
リアルタイムなフィードバック: MROCはオンラインベースのプラットフォームであり、リアルタイムでの参加者のフィードバックや意見を収集することができます。 迅速な情報収集と分析が可能であり、迅速な意思決定や戦略の調整に役立ちます。

コミュニティの相互作用: MROCは参加者同士が交流し、意見や経験を共有するためのコミュニティです。 参加者同士の相互作用により、さまざまな視点や洞察を得ることができます。

長期的な関与: MROCは通常、プロジェクトや研究の長期的な関与を促進します。 参加者は一連の活動や調査に参加し続けることで、製品やサービスに対する意見や変化を追跡することができます。

MROCは、市場調査や消費者インサイトの収集において、多くの利点をもたらすツールとして活用されています。 オンラインプラットフォームを利用した参加者の参加やデータの収集の容易さから、効果的な情報収集と洞察に貢献しています。


【SARの見解】
チャットGPTは、至極真っ当な回答を返してきました。英語を和訳しただけとも感じます。
但し、日本の調査会社各社のホームページに載っている内容もほぼこんなものですので、ChatGPTの回答は丁度良いのかもしれません。
直球でMROCが日本で市民権を得ない理由を尋ねました。


MROCはなぜ日本では普及しないのですか?


 日本人にはディスカッション調査は向かないに近い質問でもあります。

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【MROCが日本で普及しない理由】

MROCはなぜ日本では普及しないのですか

→ChatGPT
MROC(Market Research Online Community)が日本での普及が進んでいない主な理由はいくつかあります。

文化的な要因: 日本のビジネス環境や消費者行動は他の国と比較して独自の特徴を持っています。
日本のビジネス文化では、直接的な対話や顔の見える関係が重要視されることがあり、 オンライン上でのコミュニケーションには抵抗感がある場合があります。

→SAR  なるほど..

セキュリティとプライバシーの懸念: オンラインプラットフォームを利用したデータ収集には、 セキュリティとプライバシーの懸念が存在します。 特に個人情報や消費者データの取り扱いに関して、日本の法律や規制は厳格です。 このような状況下では、オンラインコミュニティへの参加に対する消費者の不安が高まり、MROCの普及が制約される可能性があります。

→SAR    なるほど..うーん

伝統的な調査手法の優位性: 日本の市場調査業界では、従来の調査手法(面接調査、アンケート調査、フォーカスグループなど)が広く利用されてきました。 これらの手法は日本のビジネス文化に適応しており、信頼性や妥当性が高く評価されています。 したがって、MROCのような新しいオンラインツールの導入には、調査業界や企業の慎重な姿勢が存在する可能性があります。

ただし、近年、日本でもオンライン調査やオンラインコミュニティの活用が増えつつあります。 デジタル技術の普及や若年層のインターネット利用の増加により、MROCの導入や普及が進む可能性もあります。 また、セキュリティやプライバシーの対策をしっかりと講じることで、MROCの信頼性と安全性を確保することも重要です。

→SAR    ふーん..


【SARの見解】
チャットGPTは、至極真っ当な回答とちょっとずれてるな、という2種類の回答を返してきました。
最後は、100マイル超の大谷譲りのフォーシームでMROCが日本で普及する方法を尋ねました。


日本でMROCを普及する方法を教えてください


 弊社的には超真剣な質問です。

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【日本でMROCを普及するには】

日本でMROCを普及する方法を教えてください

→ChatGPT
日本でMROC(Market Research Online Communities)を普及させるためのいくつかの方法をご紹介します。

教育と啓発: MROCの概念や利点について、企業や市場調査業界の関係者に対して教育と啓発を行うことが重要です。セミナーや研修、業界イベントなどを通じて、MROCの利点や成功事例を紹介し、関心を高める取り組みが必要です。

デモや実証プロジェクト: MROCの効果を実際のプロジェクトでデモンストレーションすることも有効です。企業やクライアントに対して、具体的な利用シナリオやデータ収集の方法、洞察の提供方法などをデモや実証プロジェクトを通じて示すことで、信頼性と効果を訴求できます。

技術の普及と利便性の向上: MROCプラットフォームの利便性や使いやすさを向上させることも重要です。 ユーザーフレンドリーなインターフェース、スマートフォンやタブレットからのアクセス、リアルタイムのデータ分析など、技術的な改善点を取り入れることで、利用者のモチベーションを高めることができます。

成功事例の共有: MROCを活用した成功事例を積極的に共有することも重要です。具体的なビジネス上の成果や洞察の提供方法、意思決定への影響などを事例として紹介し、他の企業や業界の関係者に対してMROCの価値をアピールします。

パートナーシップの構築: MROCを普及させるためには、パートナーシップの構築が重要です。マーケティングリサーチ会社、広告代理店、デジタルテクノロジー企業などと連携し、共同でMROCプロジェクトを実施したり、情報交換や相互の強みを活かした取り組みを行うことが有益です。

これらの方法を組み合わせて、MROCの普及を進めることで、日本の企業や市場調査業界におけるMROCの利用が増える可能性があります。

【SARの見解】
チャットGPTの提案: MROCを普及させるためには、パートナーシップの構築が重要です。
は非常に腑に落ちる内容でした。







以下にはSARの定性調査の特徴を別ページから転記しました。


 ぜひご覧ください!

定性調査職人SAR の詳細はこちら
日記調査+MROC(日記調査併用)+リモートインタビューの組み合わせがベストです。
定性調査最強の組み合せとしてお薦めします。

・日記調査単体としての利用だけではなく、ホームユーステストと併用することで、テスト期間内の評価や気づきをタイムリーに把握することが出来ます。
・コロナ以降は日記調査とリモートインタビューとの組み合わせ利用が非常に増えています。
※日記調査参加者の中から参考になる回答をした方だけを集めてリモートインタビューも可能です。もちろん、フォトインサイト内で深掘り質問の投げかけも可能です。
・MROC掲示板内で日記調査の同時進行も可能です。

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ハイブリッド調査実施で、インサイトを一網打尽に串刺しして可視化

ネット定性調査(日記調査+MROC)+リモートインタビューで、
インサイトを一網打尽に串刺しして可視化


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SAR定性調査の特長
仮説の構築と原因の把握に向けて


・定性調査は、定量調査が結果(スコア)を量的に検証するのに対して、質的に分析を行います。
・定性調査は、課題の解決に向けたアイディア・ヒントの発見に適しています。
・特に、事実(ファクト)に潜む背景や原因の関係性を深掘りして解明することができるのがSARの定性調査です。

『フォトインサイト』を利用した日記調査やMROC による探索
『リモートインタビュー』を利用したFGIやデプスインタビュー による探索
・上記2種類、または、3種類を組み合わせた 『ハイブリッド調査』もお薦めです。


SARリモートインタビューの特長


・最高レベルのインタビュアーとインタビューフローをご用意します。
・最新で最も調査対象に適した「お薦めのインタビューシステム」を選択して提供いたします。
・対面ならではの回答者の表情や声などから細かいニュアンスが把握できます。
・会場インタビューのようにバックヤードのメモ(≒チャット機能)から深掘りのご指示をいただくことも、もちろん可能です
・動画でテレビCFを見せての調査、ホームページを見せての調査も可能
・コンセプトや施策を見せての調査も可能
・調査中に自宅キッチンでの調理や試食も可能
・その場で試食しながらのインタビューが可能
・自宅でインタビュアーと1対1で接するため、リラックスした状態で真剣な評価や辛辣な評価など、ホンネが浮かび上がります



クライアント様のご自宅や会社がバックルームに(ルーム機能の充実)


『バックルーム同士のコミュニケーションが可能 』インタビュー中はバックルーム内の関係者でチャットが可能
『バックルームから司会者へ深掘り指示が可能 』司会者への深掘り指示専用チャットスペースがあります
・好みの大きさに画面をズーム!オンラインでも表情をとらえやすい

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 ●コミュニケーションの改善ポイント聴取に最適



『定性調査』は定性調査の匠と職人の集まり SARにお任せください!

▼定性調査職人の集合体 SAR
▼MROCのパイオニアSARは、最新のリモートインタビューシステムに精通
▼経営者に対しリモートインタビューが可能
▼究極のパッケージ評価調査 パッケージの評価と改善策は パッケージデザイナーに聞くのが一番

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