月額3250円で購読できる「東京新聞」は、定期購読する価値がある新聞なのか?
調査データと併せて徹底解明すると....
■東京新聞のホームページより「東京新聞」の紙面の特徴を抜粋すると..
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東京新聞は、120年余の歴史を持つ新聞です。「東京新聞」の名前は昭和17年(1942年)に「都新聞」と「国民新聞」が
合併したときからですが、その前身までさかのぼれば、誕生は明治17年(1884年)になります。 いま、唯一の「首都圏の地元紙」として東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬、栃木の1都6県、そして静岡県東部を主な発行区域にしており、その「分かりやすい記事」「親しみの持てる紙面」は、多くの読者に親しまれています。
東京を舞台に生活や仕事をする人のための、地域に密着したニュースや情報が満載。
政治・経済・社会などのトップニュースも、「東京の視点」で見ることにより、よりわかりやすく、より親しみのある記事として伝えます。
あなたが知りたい、東京があります。それが東京新聞です。
⇒ 東京新聞なのに、静岡県や北関東でも発行してるの? もっと東京エリアに絞り込んだ方が密度の高い紙面になるのでは??
⇒ 唯一の「首都圏の地元紙」というワードは偉そうで鼻につきますね。
⇒ 東京を舞台に生活や仕事をする人のための...という表現は素敵ですね。
●「 とにかく東京のニュースが豊富です。」 ⇒ 東京新聞だから当たり前ですよね。
もう少し具体的にどこが豊富なのかをホームページ上でも表現した方がよいと思いますよ。
ハガキサイズのチラシの方が東京新聞特徴がよくわかります。もしかして、WEBを制作しているのはお堅い記者さんですか?
●「 探している東京の情報が見つかります。」 ⇒ 「東京どんぶらこ」や「東京慕情」や「Tokyo発」や「わが街わが友」など、
確かに東京の情報を独自の切り口で語っていて評価できると思います。それにしても、ホームページの表現がシンプルというか、芸が無いというか、
本当に売る木があるのでしょうかと心配したくなるほどあっさりしすぎと思います。
●「東京ならではの視点」のおもしろさ。 ⇒ 区議会やエリア単位の記事が多いですよね。もう少し都庁というか石原都政などへするどく切り込んだ記事も読みたいと感じますが
●「 そして、家計にやさしい購読料。」 ⇒ やっぱり、これが最大の特徴かなあ。日経新聞(朝夕刊)で月4,383円なので、年間52,596円。
朝日新聞は(朝夕刊)で3925円なので、年間47,100円。
これに比べて
東京新聞(朝夕刊)で3,250円なので、年間39,000円。なんと4万円を切っているよ。飲兵衛の自分は缶ビール(約200円)で換算すると60缶分余計に飲めます。
■東京新聞のその他特徴「読者である筆者の私見」
●ちびまるこちゃんの4コマ漫画が楽しい
●スポーツ面は、中日ドラゴンズに加担しすぎである(読売新聞の巨人贔屓よりましか?)
●折込チラシが極端に少ない....不動産のチラシが読めないのは辛いです。非常にエコだとは言えますが
●コラム(鎌田さん、辛酸なめ子、その他) が面白い
●自民党政権時代に、最も批判精神に満ちた記事を掲載していた(なんと、民主党政権になったら、即民主党批判の記事が掲載されてびつくり)
●テレビ番組のお薦めが読み応えあり
●本社が愛知県なのに「トヨタ」に対するするどい批判記事が、すがすがしい
【東京新聞の特徴と購読評価のまとめ】
最初は安かろう悪かろうのページの薄い新聞だと、見くびってましたが(すいません)...見事なまでに内容がギュッと凝縮された「山椒は小粒でピリリと辛い新聞」でした。
私は職業柄どうしても日経新聞に目を通さねばならないのですが、日経と記事内容が重ならなくて、とても併読しやすいです。
東京新聞は経済に弱くて(当たり前か)、日経は、非常に政治とスポーツに弱い(ほとんど大企業と政府の御用聞き新聞なのでしょうがないですが)
そして、東京の視点書かれた記事は共感できるものが多いです。でも、東京新聞には埼玉の地域情報や記事とかあまり要らないんだよな。
独自の視点で物申すというスタンスは、本来の「朝日新聞」のスタンスであったはずだが、
記者クラブの中枢に位置する官僚化した朝日新聞にはもはや、何の期待も出来ない。朝日新聞21世紀版が「東京新聞」なのかもしれません。
我ながらナイスコピーでしょうか?
「中道左派」向けの新聞なようですので、右よりの方へはお薦めいたしません。
昔の朝日新聞が好きで、週刊誌のように政権批判が読みたい人向けの新聞です。
後、お金を少し節約したい方。分厚い新聞より、適度な量の記事が読みたい方にお薦めの新聞です。
なんか、飲兵衛の昔ながの気骨ある記者が多そうに感じるのは私の偏見でしょうか。