週刊ユベントスfrom中目黒
2004−2005シーズン【セリエA】



週刊ユベントス 2004年11月〜12月☆★☆ 更新日2005.1.7
■第16節 現時点ではミランの方がよいチームです。強いです。 クリスマス休暇でどれだれ体調が戻るか
■第15節 マッツオーネの執念に脱帽 パベルの個人技のみ
■第14節 プロビンチア的な戦いに徹したラツイオに苦戦 ユーベは疲弊?下降線?
■第13節 インテルの夢の4人は凄かった。まるで悪夢...
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「週刊ユベントス」from中目黒 2004年4月〜 セリエA
 山手通り11FよりWELCPMEエメルソン&カペッロ
(節操がないのがユーベファンです。いい物はいいんです)
(エメルソンとネドベドがいればFWは誰でもよいのかも?と思い始めた男の勝手な観戦日誌)


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2005.1.8(金) 第17節〜18節  at ★LIVE★ スカパー

間違って消してしまいました。
さすがにもう一度はかけないです。バックアップを探してみます。(^_^;


2005.1.8(金) 第17節 アタランタ対フィオ at ★LIVE★ スカパー

クリスマス休暇明けの第1戦。さあ、リフレッシュ休暇の後、仕切り直しして再スタートってところか。
なんで、中田がベンチに入ってないんだ。ミッコリもブダンもベンチスタートという最悪の状況の中での観戦開始。
これが私にとってどの位「最悪の状況」かは、忠さんとすし屋の親子にしかわかるまい。

前半は、ポルティージョ、リガノ、ファンティーニの大柄ストライカーである3人がうまく機能し、中田とヨルゲンセンがいない方が
フィオはシンプルなサッカーを展開できて...かえって急造チームにこの方がよいのかと思われるほどよいテンポでゲームを進めた。
16戦勝ちなしのアタランタのアンダー21の3人からなる前線はまったく機能せず、前半0−0で終了。

しかし、後半はアタランタはシンプルにFWをマンマークして、パスの供給先を徹底的に潰した。ゲームにアクセントを付けれるヨルゲンセンと中田が欠場では
残念ながら、この単純な守備に対してもまったく対応することが出来ない。徐々にアタランタペースになって来た。
そして、後半20分過ぎにブタンが途中出場してから全てが変わった。

相手ディフェンスがボールの処理にもたつく間に...強引に体を寄せて、強引にボールをかっさらい。
ゴール右隅にシュート!!!!

ブタンの今期4点目のゴールから...今期未勝利のアタランタにはここからの10分のなんと長かったことか...。
ベテランGKタイービは敵に怒ってるのか、味方を叱咤しているのかもわからないほど、シュートをセーブするたびに吠えまくっている。
個人的に一押しセンターバックであるナターリが、高さのあるビオラFWに最後まで競り勝ち....

アタランタ、おめでとう今季初勝利(17節目)でとあいなった。
1−0の勝利である。 グラシャス!タボンじゃなかった。グラシャス!ブタン!!!
最高の夜だ! 中田が出ていなのに深夜まで観戦して「本当に」よかった。


2004.12.18(木) 第16節 ユベントス対ミラン atデッレアルピ ◎録画観戦◎3.1型生放送有り◎ スカパー

まずはデッレ・アルピによく人が入ったよ。8割はスタンドが埋まっているように見えた。54,181人か...そりゃーすげえや。

しかし、ゲームの方は...下降線のユーベだが...
もっとミランに対しては自分たちのサッカーを見せるぞという意地があるかと思ったが、とにかく中盤の選手の足が動かない。
カカとクラレンス・セードルフのスピードと縦横無尽な動き(具体的には活気ある上下動)の前には、ユーベの選手は止まって見える。
まったく情けない状態である。一人が動き出しても、もう1人がパスの選択肢を増やす動きをしない。出来ない。
シェバとクレスポの絡みがすばらしい。クレバーな二人はお互いのポジションとユーベの小さな穴を常に頭に入れてプレーしている。
エルナンはトップフォームを取り戻したのではないか?
とにかく、このすばらしいツートップにゴールを割られないことだけを祈っている間に、0−0で前半終了。あーよかった。

後半もカカーとシェバのスピードに部分的に守備が破綻しながらも、
元パルマのセンターバック二人が見事な忍耐力のある守備を見せて 0−0で試合終了。
まあ、勝ち点4差が正月まで詰まらなかったのはよかったのだろうが、
正直、現時点ではミランの方がチャンピオンに相応しい、強いです。

悔しいことにサッカーの質もミランが上、前の日記に書いた通り、10月の絶好調時に戦いたかった。
サッカーの内容・中盤のすばらしさで明らかに負けていました。
現時点ではね....ジュゼッペ・メアッツァではこの借りを返したい。


2004.12.13(日) 第15節 ボローニャ対ユベントス at レナート・ダッラーラ  ◎録画観戦◎3.1型生放送有り◎ スカパー



中田、シニョーリ、チェザーレ・ナターリと主力をごっそり失ったボローニャであったが、さすが老練な監督の元...
やっとチームに馴染み始めたギリシャ代表のテオドロス・ザゴラキス、中盤のダイナモのベッルッチを中心にしぶといチームに変貌しつつある。
しかし、順位・勝ち点としては非常に苦しい位置にいる。
この名称マッツオーネはいつものようにユーベ戦には闘志万万で望んで来る。
線が細くてやや倒れる回数が多すぎるが、ジャコモ・チプリアーニが1人でゴール前で体を張る。単発ではあるが見事にゴール前の起点になっている。
ボローニャの健闘だけが目に付くまま前半は0−0で終了。

完全に11月までの勢いがない「運動量の足らない」ユーベはなんと後半35分過ぎでもノーゴール。
大切波乱戦の前に勝ち点を落とすか...と思った瞬間。

パベル・ネドベドのスローにしないと見えないスピードのFKがゴールに突き刺さった。
後半41分の出来事であった。ありがとうMrバロンドール!。

ゲーム内容は負け試合に近かったが、ネドベド1人で勝利した。
ズラタンがゴーメ前でボールをこねくり始めたのが気になります。




2004.12.6(木) 第14節 ユベントス対ラツイオ atデッレアルピ ◎録画観戦◎3.1型生放送有り◎ スカパー

前節の衝撃的に引き分けゲームのあとだけに、全体に動きが重い。選手は肉体的だけでなく精神的にも疲労の後が見られる。
ロベルト・ムッツィのワントップという超守備的・消極的な布陣で臨んできたラツイオであったが、この中盤を厚くした戦略により
MFの選手のクオリティの低さを人数によってやや補えているようである。
ムツツイの体を張った孤軍奮闘しか評価すべき点がないラツイオに対して、ユーベFWの得点は時間の問題化と思われたが、
なんと、先取点はラツイオがGET。
渡しの勉強不足でよく知らなかったゴラン・パンデフという選手が、足に吸い付く独特のドリブルで...たった一人でユーベ自慢のDFの裏を取り
見事なワンマンプレーでシュートを決めた。これだからサッカーは怖いです。面白いです。
ますます、守備的になったラツイオにより0−0のまま前半終了かと、非常にやな雰囲気が観客の少ないスタンドにも流れる中、
まじめなウルグアイ人ルーベン・オリベラがユーベ初ゴールをGET。1−1で安心して後半に突入。

しかし、明らかに10月−11月と比較して、チーム全体が疲弊しているユーベは、運動量が少なく、完全に引いてしまったラツイオから、
逆転のゴールが奪えない。なんとか、後半30分にズラタンが値千金のゴールを上げて2−1で辛勝。
プロビンチアのような戦い方を徹底したラツイオを誉めるべきか? ラツィオーレはこういう誉められ方はされたくないだろうが。


2004.11.29(日) 第13節 インテルレッチェ対ユベントス at ジュゼッペ・メアッツァ  ◎録画観戦◎3.1型生放送有り◎ スカパー



タービッツが古巣への強い対抗心により、フィールド内を走り回り味方の穴や綻びを埋め合わせようと奮闘するが
如何せんGKからCFまでの全ポジションでクオリティが違い過ぎる。アウエーながらユーベが中盤を支配し始めた。

マウロ・カモラネージの右サイドからの崩しにインテルDFはなす術もなく、またズラタンとのコンビもすばらしい。
デルピエロがいれば、スピードに対応できないシニサ・ミハイロビッチの穴をつけるのに...と考えている間に
ネドベドの強烈なシュートがゴールイン!と思ったら、神がかり的な好調を維持しつづけるマルセロ・サラジェッタの体にボールが触れ、
急激に角度変わったボールがゴールネットに吸い込まれた。1−0と当然のようにユーベが先取点を上げた。
そして、ズラタンの卓越したボールキープ力などの個人技によってユーベにゴールの雰囲気が漂う。カンナバーロ放出の誤りは明白である。
セードルフをミランに放出したのことは更に疑問が残るが...カンバーロよりも旧知のミハイロを選択したマンチーニに首筋が寒くなる
2点目をズラタンがPKで難なくGET。ジュゼッペ・メアッツァの観客の95%以上がインテルの敗戦を覚悟して前半終了。

なんとなく、3点目が取れそうでとれないもどかしさの中、マンチーニが勝負に出た。後半23分に
アドリアーノとオバフェミ・マルティンスをピッチに残したまま、アルバロ・レコバとクリスチャン・ビエリを投入した。
4トップに近い?とにかく攻撃的なメンバーを4人同時にピッチに立たせた。インテルファンならずとも夢の顔合わせといえる。
ツートップの位置からやや右サイドにポジションを下げたマルティンスが、効果的なドリブルといやらしいパスをゴール前のツインタワーに供給し始めた。
ユーベのDF陣も紙一重でこの4人を10分ほど抑えていたが、自軍のFWが3点目を取り損なう中、ビエリがほとんど角度のない左サイドから
逆サイドまでボールを蹴りこんだ。 すばらしいシュートである。ビエリの馬力が帰ってきた...彼にしか決められないシュートといえる。
そして、いつになくチームメイトとのコンビがよいレコバからも幾度となく決定的なスルーパスが出始め
アドリアーノのナイスシュート!!!!まさかの同点激で試合終了。
愕然とするジャンルイージ・ブッフォン、ファビオ・カンナバーロ 、リリアン・テュラムの顔をカメラが捕らえた。

負け惜しみでなく、面白い試合であった。インテルの底力を感じたよ。


2004.10.20(水)  ブンデスリーガ 第 節 HSV対ウォルスブルグ atハンブルグ  スカパー

高原の動きはいい。新監督のトーマス・ドルになってからはスタメンが定着し、
ゴール前でまたもキーパーと1対1。それはないだろう高原!!! スカパーで観戦していた30万人ほどの日本人は肩をガックリ落とした。。
3−1で勝ったけど...昨季から何回1対1をはずしてるんだろう?
ひそかに応援しつづけてるだけに...がっかりとしかいえない試合である。
途中出場でどうでもよいだめ押しゴールをきっちり決めるロメオとの差が浮き彫りになったのがまたさみしい。
間違いなくその運動量と効果的な飛び出しで、チームへの貢献度が高いだけに...よけいアーアーだよ。



2004.11.21(日) エルクラシコ バルセロナ対レアルマドリッド atカンプノウ ◎録画観戦◎ WOWOW

この試合を見るためにWOWOWに金を払っていると言っても過言ではない。

しかし、ロナウジーニョのわかっていても止められないあのフェイントとドリブル、精力的な運動量はなんなんだ?????
マラドーナ以降の現代サッカーで、最も金を払っても見るべき価値がある選手かもしれない。

そして、デコとのブラジル人(出身)同士のバス交換は、ジーコとソクラテスのパス交換に匹敵するほどビューティフルで楽しい。
ポルトのデコにモナコのジュリという昨季のCL決勝戦のいいところ取りみたいな選手補強に疑問符を持っていたが
いやいや大変失礼しましたライカールト監督。
個人技と高度なチーム戦術が芸術的に溶け込んだこのサッカーは誉めること以外ありえない。
まあ、でもやや年老いた感があるレアルもそれなりに頑張ったましたよ。

最初の30分を見ただけでセリエAにこのカードより面白い試合はないと感じた。正直ね....
私はエトウのゴールはロベカルのミスだとあまり思わない。もちろんやや緩慢なプレーではあったが...
ストライカーはGKへ戻す球を常に狙っているが、あのスピードであのタッチでボールを奪ったこと自体を誉めるべきである。
最初からあのバックパスがあることを知っていたとしても、あのエトウの見事なかっぱぎプレーを再現できる確率は決めて低い。

3−0でバルサの圧勝\(^−^)/ エくアドル敗戦からトンボ帰りのロナウドはさすがに体の切れがなったスね。
グテイはスバラシイプレーヤーであることに間違いないが
あの大半が攻めあがった陣形内で、且つ、大半のスター選手が守りの意識が希薄な中でワンボランチ。
または、ベッカムとのダブルボランチは辛いしょう。
ジダンが現役最高のトップ下であることはユベンティーノの私はよく知ってますけど
ロベカルとフィーゴ、ラウールを含めてやや年を取ったかなあ...というのが最大の感想である。
フレッシュな生きのよいバルサに対して、 中盤の出足が完全負けいたことが最大の敗因、現在の大きな差に結びついたと考えるのがまっとうである。

いつも笑顔が耐えないロナウジーニョっていいよねえ。骸骨チックなのが...
オリンピック日本代表と戦った角刈り時代はいかついあんちゃんだなあと思ったが
いやあバルサはすばらしい。しかし、イコールリーガエスパニョーラが面白いではありません。







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