週刊ユベントスfrom中目黒
2003−2004シーズン【セリエA】



☆★☆2003−04シーズン VOL.8☆★☆ 更新日2004.6.8 ♪♪ 第28節 〜 第34節 ♪♪
■第34節 スカパーで今節の放送は「なし」ですか?
■第33節 結局あまり大きな起爆剤になりえなかった二人のゴールで2−0の快勝
■第32節 土俵際で残り続けるコズミペルージャを応援したい
■第31節 チェバントンは本物です! レッチェの方がユベントスみたい??
■第30節 アドリアーノと中田が抜けたパルマは強かった...サッキの思ったとおりのチーム?
■第29節 ラツィオのDFはスピードに弱いのだから、相手が嫌がる選手を使えばいいのに
■第28節 マルティンスはいい選手ですけど、こんな時に頑張らなくって喪(愚痴)
■日本対シンガポール 欧州各国の補欠どもの戦い方は?????
■第27節 3点とって勝利も弱い者(モデナ)いじめにしか映らないのはなぜ?

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「週刊ユベントス」from中目黒 2004年4月〜 セリエA
 山手通り11Fよりキャプテン・コンテとパベル・ネドベドへ感謝の気持ちを込めて
(トレセゲ不在だと2流チームかもしれないと思い始めた男の勝手な観戦日誌)


   ☆異論反論オブジェクションと励ましの投稿?はこちらにメールください!☆
   

2004.6.2(水) 親善試合 イングランド対日本代表 atマンチェスター  録画観戦 地上波(日本テレビ)

この試合も中田英寿は怪我のために欠場。
好調のトラゴンとレイソル玉田の国内組ツートップは継続。
エリクソン率いるイングランドは100%ベストメンバーで来た。 嬉しいです。

ダイレクトパスが見事に繋がるイングランドに日本のDFと中盤は完全に振られまくり、
チェコ戦と同様に前半途中までは、何点取られるか? ワンサイドゲームか? と感じさせる展開が続いた。
リバプールの攻撃力偏重のボランチをペナルティエリア付近でどフリーにして、当然のように強烈なシュートを打たれ
このこぼれ球をリバプールの同僚であるワンダーボーイに決められた段階では、かなりやばいと思いました。
が、チェコと同様に1点を取りやや攻撃の手を緩めてくれたイングランド。
そして、敵の動き方を体で覚え始めた宮本とボンバーヘッドなどの活躍により、少し、日本チームも落ち着きを取り戻す。
前半は0−1で終了。なんとかなりそうじゃん! これは私だけでなくジッコもピッチに立つ選手たちも感じたはずだ。

そして、後半。
俊輔から左サイドでフリーな状態のアレックスにパスが通り、僅かな時間であるが小野のポジションを確認して
ゴール前にマイナスのセンタリング。小野が落ち着いてサイドキックに近い?シュート。
なんと日本が1−1に追いつく。 これは数年に1回見られるかどうかのビューティフルな展開である。 気持ちよすぎるぞ。

イングランド勢に意地を見せたい稲本も本当によく頑張ったと思う。 しかし、全治3ヶ月の怪我とは...
この遠征では、以前から熱弁している小野のサッカーIQの高さばかりが目立った2ゲームと考える。

中田英がいない方が小野や久保が力を発揮するのでしょうか? 10年来の中田ファンとしては複雑ですが
プランデッリに見出された中田の右サイドは代表でもありだと思いますが...
俊輔の活躍はゴール下でありながら、ほぼノーマーク状態でしたから...少し差し引いて評価すべきでしょう。


さあ、ユーロを見まくるぞ   じゃなくて、アウエーのインド戦ですか?


2004.5.16(日) 第34節 シエーナ対ユベントス atフィレンツェ ×放送なし× 糞スカパー

あーあー、スカパーで今節の放送は「なし」ですか?
まあ、スクデットも順位も決定しているので...また、スカパーに金を騙し取られた様な感じの展開ですね。
放送カードは単発契約なんでしょうか?? よくわからいないですね。 セリエAもスカパーも..

地上波(フジテレビ)のダイジェストでさくっと試合を拝見したところ
イゴル・テュドルのシュートで前半32分に先制したが、妙にモチベーションの高いフローのシュートですぐに追いつかれる。
後半はどうでもよい試合でやたら活躍するエンツォ・マレースカの中盤の支配力により、これもビックゲーム以外で力を発揮する
ファブリツィオ・ミッコリが決めて、前半は2−1。 マルコ・ディ・ヴァイオも後半16分に、彼らしいシュートを決めて3−1でユーベの勝利。
リッピ監督は有終の美を無事かざりました。
来シーズンは、デシャン体制でしょうか? 中田を右サイドにてうまく再生したプランデッリ氏の両OBでしょうか??
破綻したローマより、優勝請負人カペッロが来るという噂もあります。

来シーズンも独断と決め付けの辛口でガンガン書くことを約束します!!


ペルージャのプレイオフの日程は?
コズミ監督「プレーオフの相手はフィオレンティーナになるだろう」 6/2付けのインタビューより
 6月16日と20日に行われるセリエA残留プレーオフに向けて、ペルージャはロッカポレーナ・ディ・カッシャで合宿を行っている。セルセ・コスミ監督は対戦相手に関してはっきりとした考えを持っている。 「よほどのことがなければ相手はフィオレンティーナになるだろう。われわれに恐れはない。フィオレンティーナというクラブの価値には大いに敬意を払ってはいるが、名門の名前に脅えてしまうことはない」



2004.5.9(日) 第33節 ユベントス対サンプドリア atデッレアルピ ★録画観戦 スカパー

残留が決まったサンプとノーモチベーションのユーベというだるい試合。

GKにアントニオ・キメンティが起用さていることが、さらに親善試合の雰囲気。
逆に、リッピ監督の最後のホームゲームに彼を起用は、何か意味はあるのでしょうか??
今シーズンの前半に、「非常手堅い補強だ」とか「いい選手を採った。さすがユーベのフロント」などと
数々の賞賛を受けながら、結局あまり大きな起爆剤になりえなかった二人のゴールで2−0の快勝。
守備力より、セットプレーでの攻撃力が目立ったニコラ・レグロッターリェが、前半37分に先制。
やれば出来るじゃん。楽に打てばシュートも決まる。ステフン・アッピアのゴールで前半で勝負決定の2−0。

もう試合にはでないのかもしれないが、トレセゲのポストプレーとDFラインをかく乱するための惜しみない動き出しの
すばらしさ・献身的パフォーマンスとその決定力はいつまでも忘れません。

私は、この3年間のチーム内MVPはダビド・トレセゲであると認定します。



2004.5.29(日) 第32節 ペルージャ対ユベントス at ★LIVE★ スカパー

ユベンティーノなのにペルージャに頑張って欲しい自分。ジキルとハイドの気持ちで観戦。
しかし、日本代表の監督にしたいコズミ率いるペルージャが残留する可能性は現段階では5%以下である。

ユーベの戦い方はそんなに悪くないが、当然ホームで意地を見せたいペルージャの方が熱い戦い方を見せる。
名実ともに両チームに対して恩返しとなるファブリツィオ・ラヴァネッリがゴールを決める。
この後半4分のゴールを守りきりペルージャが1−0が辛勝。
残留率が15〜25%くらいに上昇したか? とくにかく他力本願の2節が残る。
土俵際で残り続けるコズミペルージャを応援したい。
しかし、ガウチ会長はコズミ監督については辛抱して起用しつづけますよね。個人的にはガウチ会長のビジネスセンスは好きなのです。


2004.4.28(水) 親善試合 チェコ対日本代表 atチェコ  ★LIVE★ 地上波(日本テレビ)

中田英寿は怪我のために欠場。トラゴンとレイソル玉田の国内組ツートップ。ジュビロのメンバー中心。話題も豊富なチェコ戦。
チェコはユーロを睨みほぼベストメンバーと見受けられる。


右サイドのネドベドから、ゴール前に走り込むヤンクロフスキーにパス。ヤンクロフスキーはシュートのフェイクから、
ペナルティーエリア内のバロシュにスルーパス。バロシュのシュートはゴールネットを揺らすが、判定はオフサイド
この前半10分あたりまでは、チェコお得意のショートパスとネドベドのダイナミックな動きがリンクして
これはワンサイドか、結構やばいと感じたのだが...
チェコの最終ラインの裏にロングボールが通り、久保がGKの飛び出しより早くボールに触れて、左に流れながらシュートを放つシーンから
結構やれそうと180度見ていて感じ方が変わり、玉田が自信を持って1対1を仕掛けて、スピードでDFを振り切って、シュートを打ったあたりから
かなりいけそうだと確信に変わった。そして、右サイドのスペースに抜け出した久保が、果敢にペナルティーエリア内に切れ込むと
ややスロー気味にも見えたフェイントでヤンクロフスキーをかわすと、強烈な左足が炸裂。
キーパーとの狭いニアサイドを抜けてチェコのゴール右上に突き刺さる。なんと日本が先制!!。
気持ちよすぎるぞ。

先制点が前半32分だが、早くも前半を1−0で折り返してくれと祈る気持ちが強まる。
田中誠の冷静さと好守が光り、前半は無難に1−0で終了した。

後半は、怒りの監督がチェコ監督がほぼ全員とっかえで、チームに檄を飛ばす。
これにより、圧倒的にチェコ攻勢の時間が続くが、後半はGK楢崎がまさしく守護神の呼び名に相応しいセーブを連発する。
でもこの日の日本は百戦錬磨のベテランチームのようにふてぶてしく落ち着いて、時折効果的なカウンターを繰り出す。
とにかく、ネドベドとロゼーナルとロクベンツにぼこぼこに攻め込まれるが、落ち着き+少しの運で...嬉しい勝利。

ロスタイムどころか、なんか試合が1分くらい早く終わったのではと思ったのは私だけなのか??

中田がいないことで、頼るべきポイントがなく、チーム全員が「俺がやらねば」と感じたことが勝因か?
ジーコも今までとは全く違って、国内組中心+海外2−3名程度という節度ある組み合わせ、
且つジュビロ中心メンバーで臨んだことには非常に驚いた。
とにかく気持ちよかった。


2004.4.27(火) 31節  ウディネーゼ対ミラン atフリウリ 録画観戦 スカパー

スクデット目前なのに、まだCLショックを引きずってるのか??
なんか記録的な勝ち点を積み上げてるのに、終盤にこういう戦い方を見せられるとスクデットに値しないチームに見えてしまう。

超守備的思想のアンチェロッテイだが、この面子を揃え、このイケイケの時期にワントップで臨むことはよくわからん。
トマソンやインザーギをベンチ置いて???  特に、最近トマソンって凄くいい選手だなあと思ってる私には...
確かにウディネはツートップ+ヨルゲンセンの攻撃力、マレク・ヤンクロフスキとダビド・ピサロの中盤はすばらしいが...
まあ、アンチェロッテイのチームらしくアウエーの敗戦に続いてホームでの負けを避けるべく0−0で引き分け。

90分見て損したよ。  カカーだってツートップでやりたいんじゃないかなあ。
負ける訳には行かないローマ戦は当然のようにワントップだろうな。 このゲームについて守備的になるのは多少理解できますが。


2004.4.25(日) 第31節 ユベントス対レッチェ atデッレアルピ ★LIVE★ スカパー

あーあー、久々のライブ観戦でこれかよ。
トレセゲが先取点をGETした時に、ホームでこんな展開を誰が予測できたかしら

それにしてもて、コナンのドリブルはそのストライドの長さから来る迫力が凄いですね。
一点目のペナルテイエリア右側をドリブルで切り裂いて、角度のないところからのシュート。これがややボールの芯に当たらず
ジャンルイジ・ブッフォンがキャッチ出来ずに弾いたボールをフランチェスキーニが決めて同点に追いつかれる。
その6分後の前半30分に、コナンの中央突破ドリブルで、そのスピードにユリアーノとザンブロッタが交錯してしまい、
その横を悠々と駆け抜け、最後にビリンデッリを振り切って、シュート。 1−2。
更に凄いのは、前掛りとなりDFが薄いユーベに対してドリブルでカウンターを仕掛け、ゴール前で1対3となったシーン。
右にチェバントン、左にも味方選手がいるが、構わずにシュート!! やられました。1−3で前半終了。

後半に、ファブリツィオ・ミッコリがアウト、アレッサンドロ・デル・ピエーロがインで「1点差になればデッレアルピだし」
のムードで盛り上がるが、後半8分に今度はコナンのスルーパスがオフサイドラインギリギリのチェバントンに通って
高速ドリブルのまま、トラップからシュートという見事な一連の動きでゴール。 1−4。

後半12分にマレースカのゴール。後半34分にデル・ピエーロの復帰ゴールなどて1点差に追いつき、
それなりの盛り上がりは見せたものの ...不甲斐ない戦い振りは否めない。

なんか納得がいかなくて前半の主要部分をプレイバックして見返したのですが
前半の立ち上がりのユーベはそんなに悪くない。1点を返されたシーンもそんなに慢心していたわけではない。
コナンのシュートが当たり損ねになり、かえってタイミングが外されたなどややアンラッキーな側面が大きい。
しかし、コナンの2つのドリブルシュートについては、ボランチのチェックがほとんどない上に追走しないこと。
ユリアーノとレグロッターリェを中心としたDF選手はコナンのスピードにまったく付いて行けない上に、
最短距離となる直線ラインを切らなかったこと。...が失点の原因と見られる。

VTRで見るとコナンのスピードは早いが全て直線的ドリブルなので、落ち着いてコースと体をチェックに行けば
止められたのでは? 但し、1点目のフランチェスキーニのシーンがトラウマとなって裏を取られたくないイメージが残り
なおかつ、各DFが自分のスピードでは止められないと弱気になったため、1人が最短距離をケアして、
残りが抜かれたところをマークするという基本的な動きが出来なかったのだろう。
理屈を解析してもをコナンとチェバのシュートは見事で、ユーベのDFとボランチの高齢化及びスピード不足は否めない。

正直、コナンとチェバのコンビを中盤が献身的敵支えるレッチェの方がチームとしてのまとまり感があり...ユーベみたいでした。


2004.4.24(土) 親善試合オリンピック代表 ギリシャ選抜対日本 at  ★LIVE★ テレビ東京(地上波)

確かに、ギリシャ選抜って...何なんだろう。

とにかく、勝利してかえって来れてよかった。これで土曜日は2勝0敗。
フル代表がハンガリーと引き分ければ2勝1分けで最高のウイークエンドであったが...欲張りすぎか?


2004.4.24(土) 女子オンピック最終予選 日本対北朝鮮 at国立競技場 ★LIVE★ テレビ朝日(地上波)

ゲーム開始前からものすごく雰囲気のあるスタンド。ブルー一色かと思いきや、朝鮮総連の方たちが大挙応援にいらして、
スタンドが赤く染まってる部分もかなり広範囲に見受けられる。  ますます、特別な雰囲気感が伝わり、テレビ観戦者である自分も俄然盛り上げる。

過去9連敗の北朝鮮に対して、試合開始から日本がアタックを仕掛ける。それも1対1に強いと考えられた北朝鮮DFとDFの間に
パスを放り込む、ドリブルを仕掛けると...かなり挑戦的な手法で勝負を挑む。 中盤の出足も気合が入り、プレスもかかる。
スタメンをよく見ると「 山岸は転がってるホールを蹴る練習から始めて欲しい。」
「厳しく言えば、キャプテン大部由美にしてもパスのフィードは最低レベルのプレイに終始した。」
と昨年のW杯時に批判を浴びせた選手たちは出てませんね。やるじゃん、上田「ベルマーレ」監督。

圧倒的な攻勢の中、CF荒川恵理子が見事なシュートを落ち着いて決める。\(^−^)/
あまりにも嬉しい誤算?の先取点GET。これで、北朝鮮の170センチ前後で体力的に優れた選手たちが慌てた。
時折、ゴール前に猛攻を仕掛けてながらも、ファイトマン山郷のぞみを中心とした日本ゴールを破れない。

そして、Lリーグ得点王の大谷未央のセンタリングを慌てた北朝鮮DFがオウンゴールした段階で、ほぼ勝負は決した。
前半はこれ以上ない展開の2−0で折り返す。

後半になって、後がない北朝鮮の猛攻が続くが、荒川に変わって途中出場した丸山桂里奈が凄かった。
この女子大生の日本代表はボールを持ってから前に進む推進力が、過去を含めた日本女子代表のどの選手よりも力強い。
過大評価かもしれないが、ルディ・フェラーやロナウドが突進するイメージに近い(相手DFや味方選手と相対的比較において)
彼女がサイドを中央をドリブルするだけで、攻勢に出る北朝鮮に嫌なイメージを与える。
そして、後半19分。山本の右コーナーキックから山なりの高いボールがゴール前に入る。澤に北朝鮮の選手が引っ張られ、
フリーとなった宮本がヘッドで落とすと、ゴール前に飛び込んできた大谷が右足のアウトサイドでゴール右隅に流し込む。
このシリーズの最大の功労者である大谷に「ご褒美のゴール」が生まれ、磐石の3点目が決まった。

個人的には、MVPは孤高の低身長GKの山郷のぞみか、大谷未央か決め兼ねるほど両名の活躍は凄かった。
また、手負いのエース澤穂希は攻撃面ではさしたる活躍は見せなかったが、日本がやや弱いボランチをフォローし
中盤をクレバーに交通整理する様は、中田英というよりはやはり「女・小野しんじ」と思われる。
彼女の献身的なディフェンスがなければ、ここまでDFラインを高い位置にも保てなかったはずだ。くどいがサッカーIQが抜群に高い。

男子サッカーも合わせて、こんなに胸のすくような試合はなかなかお目にかかれない。
試合内容と戦い方から、この勝利は決して奇跡ではなく上田監督が敵の弱点と自分たちのパフォーマンスを冷静に捉えて
緻密な戦略をそれを実行するにふさわしい選手たちと自信を持って、遂行した結果である。
おめでとう女子代表。  そして、ありがとう。




2004.4.21(水) 親善試合オリンピック代表 ギリシャ対日本 at  ★LIVE★ テレビ東京(地上波)

平山が入ると試合が引き締まる。楔の動きウンヌンではなく、チームでパスを出すべきターゲットが明確になる。
恐るべき18歳である。

若干、過大評価の感もあるがすっかりチームの中心となった田中達也が、平山の丁寧な折り返しを思いっきり蹴って
ゴール!!!! 谷間の世代もA代表と同じようにアウエーの親善試合に強いのか?(嫌味ですか)
トウリーオ、阿部と本命が抜けたDF陣は、特に頑張っているのがわかる。サバイバル戦ですもんね。前半は見事な1−0

しかし、後半になって平山と達也が引っ込み。あまり目立った活躍が出来なかったエース大久保がベンチに下がると、
ゲーム内容がややラフな様相に変わった。
特別に好きではないが、この日はラモスの解説に共感できる部分が多く、このチームに対して持っていた疑問が解決した。
高松大樹の頑張りには一定の評価を与えるが、松井大輔と山瀬功治のプレーを見ているともやもやする。本人たちも当落線上の立場で
もやもやしているのかもしれないが。
ラモスの言う通り、最後のパス、ドリブルが雑なのである。ラモスの言葉では気持ちがこもってないということになるが
こういうチョットうまいんだけとなあの選手に「もやもやするー」という体験は過去にも数え切れないほど体験している。
その体験の多くは、Jリーグが出来る前の日本リーグの時代である。
小野や中田は、たまたま発生したミュータントかもしれないが、彼らの世代になってからあまりこういう感情は芽生えなかった。
また、U23を見ていても、今野・徳永などはJリーグの恩恵を感じるバランスのよい選手たちだし、
大久保・石川の個人技だけを取り上げれば完全にA代表のスペックに達している。達也や平山の今後の成長もとても楽しみだ。
しかし、松井と山瀬の両テクニシャンは日本リーグのうまい選手程度としか私の目には映らない。
確かに、両名ともポテンシャルは少しは見え隠れするので、頑張って欲しいが...乗り越えなければならない壁はかなり高く険しい。
残念ながら、現段階ではこれは事実である。(私にとっては)

DFの一瞬の隙を突いてロスタイムに同点に追いつかれる。山本監督のチームらしい。
なぜならば、彼自体がもっとも日本リーグだから....

残り1分を中継できない「テレビ東京」の馬鹿さ加減に   激怒!!!!!!!!


2004.4.19(月) 第30節 パルマ対ユベントス at 録画観戦 スカパー

おいおい、またワントップかよ。

序盤から、アルベルト・ジラルディーノがワントップで楔の仕事をもくもとこなす。
その彼の両脇をマルコ・ブレシアーノとマルコ・マルキオンニの両マルコが第2列から積極的に追い越す。この動きを繰り返す。
ボランチのバローネとブラージの球離れもよく、トップ下のベニート・カルボーネも、プランデッリ監督の意図通りに
ワントップとボランチの間に発生するスペースを巧みに利用して、ボローニャのゴール前で圧力をかける。

パルマ強ーーい!

これが、アドリアーノと中田とラムーシとジュニオールを放出したパルマなのか??
もしかしたら、上記の選手は老害のようなものだったのか???
いやそうではなくて、サッキが集めてきた才能のある若い選手たちが
アドリアーノのゴールを決めたいエゴ、中田の戦術眼、ラムーシのバランス感覚、
ジュニオールのチャンスと感じた時のライン際の疾走などを「身近なお手本」としてそばで見て、体験学習し
2年の歳月を経て、花開いたと見るべきであろう。

とにかく、試合が落ち着きを取り戻す前半20分過ぎあたりまでは、ユーベにはなす術がなかった。
前半36分にマルキオンニのシュートをゴールライン際でカルボーネがヘッドで押し込み、0−1。
1点を先取してから、パルマの猛攻がやや和らいだが、ユーベの動きは緩慢で
中盤の運動量が少ないユーベは、パルマとは対照的にワントップが機能しない。 0−1で前半終了

後半、ジャンルカ・ペッソットに代わってマルコ・ディ・ヴァイオが登場すると、ゲームが活発に動き出した。
そりゃー、ディヴァイオも古巣パルマ戦は燃えるものがあるでしょう。トレセゲとネドベドしか前線に起点がなかったユーベに
DFラインの裏側をつくディ・ヴァイオの飛び出し、ドリブルが加わり、パルマの若いDFラインに脅威を与え始めた。

後半14分にはミッコリも加わり3トップ状態で総攻撃を仕掛けるユーベの合間を縫って、
ブレシアーノとマルキオンニの高速カウンターが炸裂という、スリリングな展開が30分ほど続いた。
そして、後半34分にゴール前でフリーとなったディ・ヴァイオへ、ミッコリからパスが通り、同点弾をGET。

しかし、交代出場で入ったドメニコ・モルフェオのファーストタッチが、絶好調男ジラルディーノへのスルーパスとなった。
80年代のブラジルのようなサイドキックからのシルキーなスルーパスが通った。一瞬時間が止まったような静寂状態から
連続得点男ジラルディーノのティッロ(シュート)は、ブッフォンの右手をかすめてゴールネットに吸い込まれた。
同点ゴールの2分後に、突き放された。今期のユーベでは絶望的か?

解説者がユーベの動きは悪いと前半から「何とかの1つ覚え」で繰り返すばかりだが、
後半のユーベは明らかに違うと私も、当然ピッチ上の選手達も感じており、残り10分間猛アタックをかけ続ける。
ジラルディーノを交代してパルマは守りを固め、ロスタイムに突入した段階で敗戦がかなり濃厚となった来たが、
3トップとネドベトに加えてゴール前に張り付いていたイゴル・テュドルの頭上にミッコリのシュートがゴールバーに跳ね返り
トウドルの額の高さに...ジャスト...ふんわりと落ちてきた。
ミッコリのシュートに反応して、既にゴール前に横たわっていたセバスティアン・フレイの頭上を通って
ゴールネットに突き刺さった。

ベリーナイスゲーム(少なくとも後半は?)
今期のベスト3ゲームに入る試合かもしれない...
現在のベストゲームは「第18節 エンポリ対ユーベ」
また、ベストの3ゲームとも引き分けであることに”今”気が付きました。
結果論ですが、この競った3試合を全部勝利していれば首位だったのですね。
毎シーズン、スクデットは紙一重の争いなんです。 ハーッ。





2004.4.18(日) 30節  インテル対ボローニャ atジュゼッペ ★LIVE★ スカパー

今節も共聴3−1型ではユーベ戦はLIVEでは見られません。仕方なく...
ふーん。レコバとアドリアーノのツートップですか。 じいさん監督の方はやっぱりシニョーリがスタメンでロカッテッリは使わないのですか。
レコバは生き生きとしてますね。ナイスシュートです。デヤン・スタンコヴィッチの3点目が決まって、3−0とアウトですね。

なんで、移籍当時のように中田からネルヴォへのパスは通らないのでしょうか? 性格が合わないんでしょうか?
中田も今一の出来ですが、期待のサムエレ・デラ・ボーナがダメでしたね。 
後半出場のクラウディオ・ベルッチだけが意地を見せて2ゴール。  ベテランたちより明らかにスピードがあるし、運動量もありますね。
4−2でインテルの勝ち。 どうでもよいような試合のインテルはメチャクチャ強いのです。

途中出場でしたが、オバフェミ・マルティンスのドリブルからのシュートは相変わらず見てて楽しいです。


2004.4.17(土) 30節  シエーナ対ミラン atフランキ 録画観戦 スカパー

このチームもCLで負けてから覇気がないすねエ。スクデット目前なのに
あれれれ、まるで昨期のユーベと同じでないの
キエーザ選手のどんな角度・距離からでもゴールが見えたらシュート!!! ...はここまで徹底してると見てて気持ちがいいです。
高原にもっとも欠けているティッロへの強い気持ちですね。まあ、高原の場合は裏をとる動きに対してパスが欲しいのに
足元にしかパスが来ないので、構造的なもんだともいえますが...
応援は続けますが2年連続でこれでは、来期の契約は  試合に全然関係ない話でした。

ルイ・コスタはユーロにかける気持ちから、頑張ってはいるのですが。決定的な仕事がなかなか出来ません。 肉体だけではなく判断のスピードも落ちてます。
カカ、シェバの看板2選手のゴールで2−1の勝利。  スクデットは90%確定か


2004.4.12(月) 第29節 ユベントス対ラツィオ atデッレアルピ 録画観戦 スカパー

ノー! 格下相手に1トップはやめてくださ−い。

相手DFはミハイロヴィッチ、フェルナンド・コウトとスピードに難がある人が揃ってるのですから
スピードのある選手をトレセゲのパートナーにしてください。
トレセゲにもっとよいオファーを出してください!!!

まあ、なんとなく決定力に欠ける者同士の試合と言う感じて、前半が0−0終わり。
また、申し訳ない程度にそれぞれ少しずつ見せ場を作り、後半40分過ぎまで0−0。
ユーベへの残留を諦め、吹っ切れた感じでゲームのみに没頭するダヴィ・トレセゲが、センタリングにヘッドを難なく合わせ
1−0で辛勝。
フィオーレもコラーディも一時の切れがなくなりましたねえ。 ネドベドは全く切れておりませんが


今期はミラノの2チームとローマに全く勝てずに、格下相手にしか勝ち点3が奪えない。典型的なゲーム。
これでは、有名所が抜けコンセプチュアルに戦うヤングパルマ戦はやばそうです。


2004.4.5(土) 第28節 インテル対ユベントス atサンシーロ 録画観戦 スカパー

だからマルティンスはいい選手だって再三言ってんだろう!!!! (^_^;)

あーあー、どこかで見たような試合ですね。スピードでついて行けないパオロ・モンテロが2枚イエローをもらって退場して
結局、追加点を喰らって、反撃するが追いつけない....デージャーブーーー
ファブリツィオ・ミッコリ君は大試合弱いですねエー。一流選手になるのに必要な「星」を持ってないんですかねえ
アレッシオ・タッキナルディとマウロ・カモラネージとMrトレセゲはスクデットを諦めていないようでしたが
他の選手は既に「お諦め」のようでした。このチーム内温度差により、更に連携が悪くなるのですね。


2−3でスコア以上に惨敗です。



2004.3.31(水) ワールドカップ1次予選 シンガポール対日本代表 atシンガポール  ★LIVE★ 地上波

これは根が深い。

欧州各国リーグでのサブメンバーやベンチにも入れない補欠たちが、この試合では無様な戦い方は出来ない
「激勝」してやると意気込んで、ブルー一色のスタジアムで試合に臨んだか....

前の試合と同文を1行ほど

マンマークで背後霊を背負ったツートップを超えていくMFの動きもない。  アー、藤田は何で出てないわけ?????

高原や柳沢や中村や稲本が、Jでスタメンを張る選手たちより「少しばかり才能が上」なのは同意する。
但し、体調万全の小笠原や大久保より、90分試合出れずに体調がフィットしていない欧州組みの方がよいサッカーを出来るのか
答えは「NO」である。
ましてや、藤田が中村に対してとこが劣っているのか理解が出来ない。中村もポテンシャルのある選手であるがFKの精度と変なトラップ以外は
どこをとっても藤田の方が上でしょう???????????????????


ヨーロッパリーグの期間中は、ヨーロッパ組み7名の中から、フィジカルの状態のよい2−3名と残りは国内組でよいのでないの?


2004.3.29(月) 第27節  ローマ対ボローニャ atオリンピコ 録画観戦 スカパー

筆者のお薦め通り?「ターレ・ロカテッリ・中田」で望んだらアウエーでローマに勝っちまった。
ターレも誉めたいが、チェザーレ・ナターリがMVPでしょう。代表に入ってもよいのでないかい??
レグロタリエよりよさそうだよ

まあ、中田は嬉しかったでしょうね。地味にボランチポジションをこなしながらも、前線に上がる時は
身体能力世界最高クラスのボランチであるエメルソンとガチガチあたる。この場面は、これぞセリエの真剣勝負と感じましたね。
エメルソン以外も中田の怖さを知ってるためか、中田への当たりが強く、スライディングも深かった。
それを乗り越えて2−1でローマ戦に勝利。  格別でしょうな。

アントニオ・カッサーノはモチベーションが上がらない相手にはダメだね。 それが天才方プレーヤーなのか?


2004.3.28(土) 第27節 ユベントス対モデナ atデッレアルピ 録画観戦 スカパー

トレセゲが普段の献身的な働きに対してのご褒美として、爆発(ドッビエッタ)も
なんか弱い者いじめみたいだなあ。
やっぱり、マルコ・ディ・ヴァイオがFWに入ってツートップとなり、その周りを衛星のようにネドベドが動くシステムの方が
絶対よいよすね。

シーズン後半は、弱きを挫いて、強気に屈し続けている。この姿は美しくないなあ。これはゼブラではないです。
3−1でとりあえず勝利。







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