週刊ユベントスfrom中目黒
2003−2004シーズン【セリエA】



☆★☆2003−04シーズン VOL.7☆★☆ 更新日2004.4.23 ♪♪ 第23節 〜 第27節 ♪♪
■日本対シンガポール 欧州各国の補欠どもの戦い方は?????
■第27節 3点とって勝利も弱い者(モデナ)いじめにしか映らないのはなぜ?
■第26節 とてもユベントスと呼べる中盤ではない。ウディネの方が動き出しに意図を感じる
■第25節 ミラン戦はトレセゲ、アレックス、ザンブロッタ、ビリンデッリ抜きで...惨敗
■第24節 ミッコリのPK2回やり直しから火がついた? ブレシアは金星逃す。
■第23節 野戦病院状態の中、アンコーナ相手温泉治療が出来て助かりました。
■第22節 ボローニャに辛勝。トレセゲ抜きだと2流チームなのか?中田の体力とパッションには脱帽
■日本対オマーン まあこれが現在の実力でしょう。オマーンは良いチームでした

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「週刊ユベントス」from中目黒 2004年3月〜 セリエA
 山手通り11Fよりキャプテン・コンテとパベル・ネドベドへ感謝の気持ちを込めて
(トレセゲ不在だと2流チームかもしれないと思い始めた男の勝手な観戦日誌)


   ☆異論反論オブジェクションと励ましの投稿?はこちらにメールください!☆
   

2004.4.5(土) 第28節 インテル対ユベントス atサンシーロ 録画観戦 スカパー

だからマルティンスはいい選手だって再三言ってんだろう!!!! (^_^;)

あーあー、どこかで見たような試合ですね。スピードでついて行けないパオロ・モンテロが2枚イエローをもらって退場して
結局、追加点を喰らって、反撃するが追いつけない....デージャーブーーー
ファブリツィオ・ミッコリ君は大試合弱いですねエー。一流選手になるのに必要な「星」を持ってないんですかねえ
アレッシオ・タッキナルディとマウロ・カモラネージとMrトレセゲはスクデットを諦めていないようでしたが
他の選手は既に「お諦め」のようでした。このチーム内温度差により、更に連携が悪くなるのですね。


2−3でスコア以上に惨敗です。



2004.3.31(水) ワールドカップ1次予選 シンガポール対日本代表 atシンガポール  ★LIVE★ 地上波

これは根が深い。

欧州各国リーグでのサブメンバーやベンチにも入れない補欠たちが、この試合では無様な戦い方は出来ない
「激勝」してやると意気込んで、ブルー一色のスタジアムで試合に臨んだか....

前の試合と同文を1行ほど

マンマークで背後霊を背負ったツートップを超えていくMFの動きもない。  アー、藤田は何で出てないわけ?????

高原や柳沢や中村や稲本が、Jでスタメンを張る選手たちより「少しばかり才能が上」なのは同意する。
但し、体調万全の小笠原や大久保より、90分試合出れずに体調がフィットしていない欧州組みの方がよいサッカーを出来るのか
答えは「NO」である。
ましてや、藤田が中村に対してとこが劣っているのか理解が出来ない。中村もポテンシャルのある選手であるがFKの精度と変なトラップ以外は
どこをとっても藤田の方が上でしょう???????????????????


ヨーロッパリーグの期間中は、ヨーロッパ組み7名の中から、フィジカルの状態のよい2−3名と残りは国内組でよいのでないの?


2004.3.29(月) 第27節  ローマ対ボローニャ atオリンピコ 録画観戦 スカパー

筆者のお薦め通り?「ターレ・ロカテッリ・中田」で望んだらアウエーでローマに勝っちまった。
ターレも誉めたいが、チェザーレ・ナターリがMVPでしょう。代表に入ってもよいのでないかい??
レグロタリエよりよさそうだよ

まあ、中田は嬉しかったでしょうね。地味にボランチポジションをこなしながらも、前線に上がる時は
身体能力世界最高クラスのボランチであるエメルソンとガチガチあたる。この場面は、これぞセリエの真剣勝負と感じましたね。
エメルソン以外も中田の怖さを知ってるためか、中田への当たりが強く、スライディングも深かった。
それを乗り越えて2−1でローマ戦に勝利。  格別でしょうな。

アントニオ・カッサーノはモチベーションが上がらない相手にはダメだね。 それが天才方プレーヤーなのか?


2004.3.28(土) 第27節 ユベントス対モデナ atデッレアルピ 録画観戦 スカパー

トレセゲが普段の献身的な働きに対してのご褒美として、爆発(ドッビエッタ)も
なんか弱い者いじめみたいだなあ。
やっぱり、マルコ・ディ・ヴァイオがFWに入ってツートップとなり、その周りを衛星のようにネドベドが動くシステムの方が
絶対よいよすね。

シーズン後半は、弱きを挫いて、強気に屈し続けている。この姿は美しくないなあ。これはゼブラではないです。
3−1でとりあえず勝利。



2004.3.18(木) オリンピック予選 日本ラウンド6節 日本対UAE at国立  ★LIVE★ テレビ朝日(地上波)

あーよかったね。夏に真剣勝負が3試合見れる喜びが残りました。

俺はスキー(ジャンプ)の原田も嫌いだし、西野監督の采配を結果オーライとはしないよ。
当然ジーコもね。 結果は重要だが、プロセスやビジョンは同等に重要である。

レバノンが最後に意地を見せましたね。
さすがに戦闘地域方々で、同じ中東でもオイルマネーの国々とは違うんですね。


2003.3.26(金) 延期試合節  ボローニャ対ラツィオ atジェノア 録画観戦 スカパー

あれあれ、フォーメーションに難癖を付けたら、ボローニャが連勝しちゃったよ。
2−1で快勝! まあ、ターレを中心としてシニョーリとロカッテリを共存させてないことは、
お薦めのフォメーションと大きくは変わらないけど(負け惜しみではない)

中田はこんなに動いて大丈夫なのか?? どうせ、W杯の2日前くらいに来るのだから関係ないか?


2003.3.22(月) 第25節  ローマダービー atオリンピコ 録画観戦 スカパー

なんか、しまりがないダービーだなあと思ってみてたら...
あれあれ、途中で終っちゃったよ。

ファンの子供がなくなった????
スクデットの可能性が残るロ−マなのにこのていたらくはなんなんだ。


2004.3.20(土) 第26節 ユベントス対ウデッネーゼ atフリウリ ★LIVE★ スカパー

トレセゲはよく頑張りますね。献身的な動きが健気でございます。
しかし、ネドベドがツートップとトップ下の中間みたいなポジションに入ると攻撃に迫力が失せますね。
個人的に、よっぽど格上に対戦する以外はFW2人をツートップにすべきと考えます。 ワントップは反対です!!
しかし、今の野戦病院状態ゆーべでは仕方ないのか

シーズン前半の輝きが失せたスティーヴン・アピアと、ムラが激しい(こう不調の波ありすぎ)のエンツォ・マレースカが
構成する中盤はとてもユベントスと呼べる品物ではない。
むしろ、マレク・ヤンクロフスキ、カストロマン、ピサロの中盤にマルティン・ヨーゲンセンがうまくアクセントをつける
ウディネにアウエーで0−0と引き分けて、よくやったと言うべきなのか?
アナウンサーの方へ、アーアー今回もペソットがヨルゲンセンの足を両腕で抱え込んだのにレッドもイエローもでなくて
大変失礼しましたね。



2004.3.18(木) オリンピック予選 日本ラウンド6節 日本対UAE at国立  ★LIVE★ テレビ朝日(地上波)

あーよかったね。夏に真剣勝負が3試合見れる喜びが残りました。

俺はスキー(ジャンプ)の原田も嫌いだし、西野監督の采配を結果オーライとはしないよ。
当然ジーコもね。 結果は重要だが、プロセスやビジョンは同等に重要である。

レバノンが最後に意地を見せましたね。
さすがに戦闘地域方々で、同じ中東でもオイルマネーの国々とは違うんですね。


2003.3.17(水) 第25節  サンプドリア対ボローニャ atジェノア 録画観戦 スカパー

1点先制されるも、シニョーリの復調を感じさせるゴールが嬉しい。
個人的にはロベルト・バッジョと才能や経歴は遜色ない選手と位置付けている。但し、今期を含む2年間は明らかにバッジョに軍配が上がるが

ネルボと中田の今後ネーションも合わなくなってきたなあ...中田が入って一時的に勢いを取り戻したものの
粉飾決算の時期は終わって、化けの皮がはがれて...これが正当な実力なのかもしれない。
ファビオ・バッツァーニを中心にボールが収まり、やや復調してきたドーニの活躍するサンプの方が明らかに格上に映る。
また、この試合もでも2点差は得点力に難があるボローニャにとって絶望的である。
1−3から2−3までは追いついたが...

私見であるが、シニョーリ好きであるが、シニョーリとロカテッリが共存するセットは運動量と高さの点で魅力がなく、敵に脅威は与えられない。
残念ながら、現実的にはターレとロカテッリのセットに、中田・ペッキア・ネルボ・コルッチ達ちが2列目から
FWを抜き去る体制の方が、圧倒的にいいサッカーが出来る。


2004.3.16(火) オリンピック予選 日本ラウンド5節 日本対レバノン at国立  ★LIVE★ テレビ朝日(地上波)

レバノン戦も薄氷...の2−1勝利。
だから大久保だろう。

Jリーグで実際に2桁得点を取れている日本人は大久保だけでしょう。
年齢をとぱらっても、ドラゴンでやっとだよ。ようは、高原以外はまともにJで点が取れてない理由ですよ
※柳沢も点が取れたのは5〜6のうちで2年程度だし、鈴木なんかはいぢモ2桁得点取れてないでしょう!
それと比較すると、韓国から来たFWはストライカーと呼ぶにふさわしい方々が来ているわけですよ

阿部のFKは大きいがヒーロー扱いされるような活躍では決してなかったぞ
国立でも観客席に空きがあることが全てを物語っている。
2−1で勝利。これで80%以上アテネには行けそうだが


2004.3.15(月) 第25節 ユベントス対「グランデ」ミラン atデッレアルピ 録画観戦 スカパー

ラコルーニャには後を引く負け方をホームでしました。  CLはトーナメント1回戦で敗退です。
スクデットを争うミラン戦はトレセゲ、アレックス、ザンブロッタ、ビリンデッリ抜きでという「超非常状態」で望みました。
トマソン、ルイコスタ、カラーゼ、セルジーニョと蒼々たる顔ぶれがサブに並ぶミランに対して、ユーベのサブは大半がプリマベーラ!!!

現在最高のストライカーであるシェフチェンコ様に見事なヘディングシュートを前半に決められました。
シュートよりもセードルフのパスの方が凄かったです。ルックアップからのパスのスピード・コース...ため息が出ます。はい。
レアルやインテルでは才能の半分も発揮できなかった彼がミランに来て、同僚にも恵まれて一気にその才能が開花した。
シェバ、カカ、ピルロー、ガァトウーゾと申し分ないサツカーのタレントを持ち、献身的かつ犠牲的な動きを惜しまないメンバーと一緒に出来たことが大きいのではと考える。
デイバイオとネドベド、カモラネージが気迫と個人的能力で局面の打開を目指すが、ミランの組織的な守備陣を崩せない。0−1で前半終了。

後半も、ミッコリを投入してツートップにしても...前半よりも好機が作れない。
そして、セードルフのロングシュートがDFにあたってコースが変わってゴール右隅に...
その後数分後に、またもセードルフがゴール前のパスを難なく、GKブッフォンなど存在しないかのようなステップからのシュート...と見事な2発を決めてくださいました。

37歳フェラッーラが意地のヘッドで1点を返すのが精一杯でした。1−3とホームでスコア以上の惨敗を喫しました。

ただ、2−0になっても声援を送りつづけたサポーターと、現時点で2ランク程チーム力が上のミランに対して最後までファイトした選手たちを誇りに思います。
いつもガラガラのデッレアルピに「ユーベの非常時に応援したい」と、よくもサポーターが集まって、満員になったことが嬉しかったです。

今シーズンは、皆様ありがとうございました。

P.S.チェバントンと若いボランチ1枚(マトゥザレム?)、センターパックが2枚欲しいですね。
その前にトレセゲの遺留が最大のテーマでしょうか? なんか無理っぽい雰囲気が漂いますが...
私の優先順位では、ネドベドよりも、デルピェーロよりも彼のプライオリテイの方が高いのです



2004.3.14(日) オリンピック予選 日本ラウンド4節 日本対バーレン atさいたま  ★LIVE★ テレビ朝日(地上波)

UAEがレバノンと引き分けたことにより、このゲームより勝ち点3を加算できると俄然有利になる。
しかし、大久保も石川もスタメンに名を連ねないJ2のようなチーム。いやっ、日本リーグ時代のようなチームでバーレン戦に望む。

UAEの引き分けで慢心したと言えばそれまでだが、前半20分を見ただけで前回の苦戦がまったく生かされていないことがわかった。
ゴール前の何かをこじ開けるという作業及び質の高いトライを続けることの意義が、このチームには全然理解されていない。

ゴール前に完全に引いているアウエーの格下相手に、リスクを犯さない攻撃を単発的に仕掛けるだけで、
イートタイムへのお付き合いを永遠と続けている。

正直に言おう...「センスねえな」

このチームの特徴である「クレバーなディフェンス」、「トウーリオの戦う姿勢」、「ボランチ今野の落ち着き」、「徳永のボデイバランスと1対1の強さ」
「田中達也のスピード」、「平山の大化けするかもしれないめったにお目にかかれないポテンシャル」、そして、J1の日本人得点王大久保
...このチームのよさも自分なりには理解しているつもりであるが...「センスねえな」

戦い方が、スター不在の優等生チームがひたすら負けないことのみを目的として、局地的な攻防を繰り返してるようにしか見えない。
小野・稲本・高原世代のように、特別な才能が同世代に複数名現れることは、レアーケースだと言うことは承知している。

しかし、数少ないタレントである大久保・石川を排除して、変わりに出てくるのがJ2の選手?
一歩山本監督に譲って、J2の選手に将来的な才能があるとしても、パスのスピードの弱さと難敵である外国人と戦った経験の少なさは明らかである。

山本監督の選手起用、及びUAEラウンドの最終戦に勝利しただけで泣き出す感性はJ2以下で、日本リーグ時代の感覚と言わざる得ない。

後半10分過ぎに、ノーリスク・ノーリターンを繰り返す日本チームを見て「この試合に勝てないこと」を認識した。
但し、ホームで負けるとは思わなかったなあ。  ホーム&アウエーで1分け1敗は完敗を意味し、かなり格上にあいてとの対戦時のみ許される結果である。

しかし、これがサッカーと強く感じる試合ではあった。  大変勉強になりました。  0−1でホームにて惨敗
まだ、残り2試合は十分勝てると信じている。

得点力不足や得点できないことは全てFWの責任ではない。
問題はゴールをこじ開けるための「なんらかのクリエィテイブな作業」、これを行える選手、またはこの作業に参加出来るのは特別な選手であることが多い。
このことをフランスW杯の時点では、日本リーグ出身の岡田監督は理解できなかった。現在のマリノスを見ると十分に理解されいるようですが。

山本監督は....

P.S.韓国もモルディブと引き分けたらしすね....


2004.3.8(月) 第24節 ブレシア対ユベントス atブレシア 録画観戦 スカパー

アンコーナ温泉での湯治は有効だったか? バケーション明けのネトベドは爆発するか?
前半を見る限り、マッテオ・ブリーギとマトゥザレムの若く、激しく、闘志に溢れ、出足の早い二人が構成するブレシアの中盤に
ちぐばぐなユーベの中盤は完全に圧倒されている。
トレゼゲの負傷欠場とデルピエーロのCL向け温存により、アタック陣は全く脅威を与えられない。

プレスの勢いのまま、ステファノ・マウリに先制点を許す。バッジョ、ルイジ・ディ・ビアッジョとユーベ戦に向けて
特別に高いモチベーションを擁く選手とジョバンニ・デイビアージ監督の志向する
「激しいプレスからカラチョロにボールを預け、2列目の選手が数名追い抜く、+ バッジョのファンタジー」というサッカーが
論理的且つ、合理的に展開され続けられる。コンテ・カモラネージ・アッピアーのユーベMF陣はたじたじ状態が続く。
前線にトレセゲのようなターゲットマンがいるとボールが落ち着くのだが...ミッコリとデイバイオも前節のようなFW間だけのコンビプレーが機能しない。
幾度となくマトゥザレムからチャンスが創出され、センターバックがツートップを瀬戸際で抑えていたが、
ゴール前を横断する決定的なパスをアンドレア・カラッチョーロに難なく押し込まれて0−2。絶望的な状態でハーフタイムに突入する。

後半から、モンテーロに代えてジャンルカ・ペッソットをサイドに配して、やや攻撃的な布陣で望んだユベントスであったが、
明らかに勢いはブレシアにある。ディ・ビアッジョが中盤で黒子に徹してブリーギとマトゥザレムを側面支援・盛り上げていることが、フォーメーションに安定感と太い骨を与えている。
ペナルテイゾーンに切れ込んだネドベドがややラッキーなPKをGETする。但し、試練と開花はここから始まった。

ミッコリがPKを難なく左隅に蹴りこむが、ディバイオの動きが早く?やり直し。
今度はややフェイントをかけてミッコリが左隅にゴールするが、今度もなぜかゴールは認められずにやり直し。ユーベのほぼ全員が主審に詰め寄るが、当然判定は変わらない。
数分の時間が経過して、ユーベサポーターにとって「嫌な雰囲気」が充満するが、ミッコリがノーステップで豪快に、左隅に蹴りこんだ!!!
大きなプレッシャーがかかる中、シュートモーションに変化をつけながら同じ場所に3回蹴りこんだミッコリに脱帽!!!

ちぐばぐだったチームが不当な判定とミッコリの強いハートによって...まとまりを見せ始めた。  皮肉なものである...

PKの2分後に、ミッコリのトーキックパスをデイバイオが落ち着いて地面に叩きつけたシュートで早くも同点!!!
飛ばしに飛ばしたブレシアのダブルボランチに披露が見え始めた後半30分に、GKのパンチングをネドベドが丁寧な胸とラップより
冷静なシュートをゴールに蹴りこんだ!!!!!  リッピ解任の噂を掻き消す貴重なゴールで3−2と逆転勝利。

試合前半だけを見ていれば、スクデットを争っているチームはブレシアのように見えたが...サッカーは小さなきっかけにより全く形勢が逆転する「恐ろしいスポーツ」を実感。

CLとスクデットに「土俵際で残った感」がチームにもファンにも生まれたことが最大の収穫と言える。



2004.3.5(金) オリンピック予選 UAEラウンド3節 日本対UAE atアブダビ  ★LIVE★ テレビ朝日(地上波)

過去2試合より日本チームの動きは明らかによい。中盤の動きに意思統一感もある。プレスもかかっている!

しかし前半は書くまでもなく...地元UAEのペース。バーを叩いたシュートが決まっていたら...勝ち点4差???

職場での仕事をしながらの観戦という最悪な状況下?で同僚との応援を開始したが、当然...仕事は手につかない
とにかく、前半は0−0で折り返した。結果論ではこれが最大の勝因であろう。

後半も一進一退の攻防が繰り返される。日本の若者もUAEの選手にとってタフな展開が永遠と続くようである。 根競べである。
A代表がアジア諸国と戦った試合と同様に、フィジカル面を鍛えぬかれた日本対してアジア諸国のチームは後半30分過ぎからやや失速し始める。
これまで頑張ったご褒美のごとく田中達也に好機が頻繁に訪れ始める。
そして、達也のシュートを高松がゴール前でゲルト・ミュラーのようなブルーカラーゴールを押し、押し、押し込んだ。
先制点をこの時間帯にGET!!!これがFWに最も要求されるゴールの形である。きれいなシュートでなくよいのだ。
反撃に転じるUAEをあざ笑うかのような達也の「あのゴール」が決まって...ゲームセット

よく出来ました。
日本ラウンドは達也と平山と大久保のスリートップでガンガンに攻撃的に行きましょう!!!
勝ち点1差は、最終節のUAE戦までの2つの試合を勝たねばならないことに変わりはないのですから。


2004.3.4(木) 第23節 ユベントス対アンコーナ atデッレアルピ 録画観戦 スカパー

デポルティボ戦を0−1で惜敗し、トレセゲとモンテーロを失った傷だらけのユーベとしては
「勝利による休息」と「トレセゲ抜きのフォーメーションでの得点の形」を作り出したいところである。
更に、ネドベドも累積警告で出場できない。

ここがチャンスと感じているのか?モチベーションの高そうな動きを試合当初からディバイオが見せる。
正直、満身創痍状態で、チーム全体の動きが悪かったユーベにとってはこのチームとの対戦は大変助かる。
前線のラパイッチとゴラン・パンデフが時折見せるサイドアタック以外ほとんど脅威を感じることはない

冬休み明けより、動きに切れがやや戻ってきたカモラネージが前半7分に見事に抑えたシュートにて先制。このゴールのおかげで、
しっかり地に足をつけた試合が出来るようになった。
デイバイオの高速ドリブルより、ミッコリにプレゼントされたゴールで2−0になった段階で、この試合の勝利はほぼ決まった。
デル・ピエーロのバックライン裏への飛び出しより、だめ押しの3点目がきれいにゴールネットに吸い込まれ、前半で3−0。

後半はひたすら、得意の「省エネモード」で試合を流して勝利。

デイバイオとミッコリのコンビはやや馴染んできた感がある。
テュラムもアレックスも早い時間でお役御免で休ませることが出来た。
課題は...デポルティーボ戦の傷は癒されたか??  バカンスを与えられたネドベドは復活するのか?
昨年11月頃の高いモチベーションと中盤の積極的なプレスは戻ってくるのか?
次節に期待




2004.3.3(水) オリンピック予選 UAEラウンド2節 日本対レバノン atアブダビ  ★LIVE★ テレビ朝日(地上波)

田中達也のヘディングシュートが前半に決まってよかったすね...本当に安堵しました。

石川直宏が途中交代の汚名返上で頑張りましたし、当然彼がこの試合のMVPです。
レバノンはカウンターの迫力がバーレンより数段落ちることと、中盤に阻止的なプレス機能がないことに対して、
日本のプレスは初戦よりやや改善されており、バックラインがバーレン戦よりかなり高い位置に設定できたことが最大の勝因でしょう。
こんなに前線と最終ラインをコンパクトに保てもこの程度なのかという不満は大きくありますが。

平山を休めさせれたこと、交代で入った高松がゴールを決めたこと、田中達也が自信を取り戻したこと、
そして、石川のファインゴールで気持ちよく試合が終わったことで、良しとしましょう。

> UAEラウンドである限り、歴史的なチーム力を考慮しても、敵はバーレンではなく最初からUAEですから、頑張ってくださいね。
最悪引き分けで自力優勝出来るようにしたいですが、オリンピック本戦を考えるとアウエーでもUAEに勝てるチームであって欲しいです。

まあ、ここから連勝すれば「合格点」ですよ。    凄く、偉そうな言い回しですね。  私に合格・不合格と判断されても嫌でしょうね。


2004.3.1(月) オリンピック予選 UAEラウンド1節 日本対バーレン atアブダビ ★LIVE★ テレビ朝日(地上波)

アウエーでは簡単に勝てないことはわかっていたが...

皮膚感覚的には、バーレンの方がGKと1対1になったり、決定機が多かったように感じたが、ハイライトで見ると平山のヘデイングシュートなど
日本にも決定的場面やほんの少しラストパスの精度高かったら...という場面を結構外したんですなあ。0−0の引き分け

私見では....
1.UAEラウンド3戦で、2勝1分けが合格ライン。1勝2分けはボーダーライン。※アウエーでは2勝1敗より、1勝2分けの方がいいのです!
2.バーレン代表は中なの好チームでしたが、ガルフCUP2位のチームではありませんでした。
3.このチームは明らかに得点力に難があります。※高原・小野・稲本のチームは逆に特別に得点力があったチームと見るべきでしょうが
4.平山は間違いなく釜本邦以来の逸材ですが、18歳です。  ポテンシャルは申し分ないですし大きく育てたい、育てるべきですが...
5.やはり、ゴリゴリ相手のウイークポイントをえぐれる、大久保が必要であったのでは?  彼の個人技は子の世代でダントツですよ。
6.闘莉王は好みのタイプですし、あのファイテイングスピリッツと攻撃的姿勢はA代表にも入れたいが、ロングパスの精度が悪すぎで雑すぎます。
7.田中達也と石川直宏が2戦以降てで落ち着きを取り戻し、少しでもクロスの精度を高めることが必須。※レバノン相手なら幾らなんでもできるでしょう

まあ、ここから連勝すれば「合格点」ですよ。    凄く、偉そうな言い回しですね。


2003.2.29(月) 第23節  ペルージャ対ボローニャ atレナトクーリ 録画観戦 スカパー

ラバネッリにヒュブナーのツートップってことは二人の年齢を合わせて軽く70歳オーバーですね。
レッチェの17歳と20歳のツートップとあまりも対称的ですね。しかし、オヤジ二人が頑張りました。

ファブリツィオ・ラヴァネッリの先制点で前半を1−0で折り返すと...。

いったんは、クラウディオ・ベルッチのゴールで1−1に追いつかれるが、ここからが凄かった。ヒュブナーのポストプレーを起点に
後半23分からの僅か15分の間に、3点GET。当サイトでの評価がものすごく高いゼ・マリアのクロス・パスが高いポジションから
面白いように通り、パウル・コドレアが決めた。ヒユブナーとコドレアが体を張ったスペースの間をゼ・マリアのシュートが切り裂いた。
得点力に難があるボローニャにとって、2点差は絶望的である。
4−1の後に、好調なベルッチが2発目のゴールを決めて4−2がいっぱいいっぱい。

ボローニャはサムエレ・デラ・ボーナの次節出場停止が激痛か。中田は今日はややお休み状態で、活躍は認められませんでした。

コズミ監督おめでとうございます。
しかし、前半で退いたラバネッリがグランドコートをきたままベンチサイドでチームを応援し、ゴールを喜び鼓舞する姿が一番よかったです。


2003.2.23(月) A3サッカー第2日   横浜Fマリノス対上海申花(中国) at上海 録画観戦 日本テレビ

なんか久しぶりにマリノスを見ましたが、   面白いチームに昇華していたのですね。
あまり、古川電工のサッカーが性に合わなかった私は、岡田サッカーもあまり好きではなかったのですが。
食わず嫌いはいけませんねえ。かなりいいチームに仕上がってますね。

久しぶりに見たぞ、安永! 久保を始め代表経験者の姿が見えないのでどんなサッカーをするのかがわからなかったが
栗原など若手が監督の意図するサッカーを体現していたのでは?? 前半は0−0で終了
日本リーグの頃のような上海の外国人助っ人が、日本リーグ時代の外国人のように後半20分過ぎから体力不足で失速し始め
ゲームメイクに難が出始めてから、安永のゴール前ごり押しシュートが藤中放物線を描いてゴールラインを割らずにサイドネットを揺らした。
奥はジュビロの藤田のように敵の弱点に的確にパスを小気味よく供給し、完全にマリノスの中心選手に成長している模様ですし、
くどいですが若手が頑張ってますね。
きっと各ポジションで競争原理が働いているのが好結果に結びついているのでは...敵地にて2−0で快勝



2003.2.25(水) 第22節  ブレシア対レッチェ atサンシーロ 録画観戦 スカパー

地球の裏側ウルグアイから戻ってきたてのチェバントンは試合開始からエンジン全開ですたい。
もう、彼を見るためだけにスカパーに金を払ってもいいという...瞬間的かもしれませんがプラティニやマラドーナみたいな存在です。 私には。
バスの出し手の位置を確認して前に飛び出すタイミング、ドリブルのワントラツプ目が足に吸い付いているような足技。
足が吊るまで無限に繰り返すロケットスタートダッシュ。

チェバの技術やサッカーに対する姿勢には、どんなに賞賛しても足りない位だが、今の彼のプレーを見れる喜びは「特別な何か」のレベルに達している。
技術に裏づけされいるのだが、なんか勢いと気持ちだけでチェバはまたもフリーキックを難なく決めてしまった。
また、私を含めた彼のファンはボールを蹴る前にかなりの確率でゴールが決まることをわかっていた。...
私は”当然”無宗教・無神論者であるが、プラティニの全盛期のFK時にもこれに似た感覚があった。
現在のピッポ・インザーギの10倍くらい迫力があるゴール前の飛び出しを4−5回ほど見せて、相手を威嚇して1−0の前半でお役御免。

おいおい、引退撤回発言のバッジョが指揮し、カラッチョロがいるブレシアに対して、しかもアウエーでそれは危険だろうと...
何度も決定機をブレシアに与え、肝を冷すがマルコ・カセッティの追加点で2−0。
引退を撤回したい気持ちもわかるバッジョのタイミングのよい飛び出しからのシュートで2−1とされるが、ロスタイムの出来事のためなんとか勝ちきった。
このチームがアウエーで連勝(間違ってたら御免なさい)。   チェバ伝説は本物か?








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